第七十六話 次の日も会ってその一
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第七十六話 次の日も会って
天下茶屋に行かせてもらった次の日の朝でした、私は詰所で色々させてもらいながらそろそろかしらと思っていますと。
来ました、新一君は制服姿で明るい笑顔でやってきました。
「先輩おはようございます」
「おはよう。ただね」
「どうしたんですか?」
「休日も新一君と会ってね」
私は詰所の事務所の前に来た新一君に言いました。
「今日もよね」
「毎日ですね」
「ええ、神殿に行く前にまずこっちに来るのね」
「先輩に挨拶をする為に」
「その為になのね」
「はい、まずはです」
にこにことして言ってきます。
「先輩にお会いして」
「そうしてなのね」
「おぢばでの生活をはじめたいので」
「だからなの」
「毎日お邪魔しています」
「何で私に会ってなのよ」
それがわかりません。
「全く」
「さもないと僕元気が出ないんですよ」
「私に会わないとなの」
「おぢばに帰りましたら」
それならというのです。
「まずはです」
「全く。詰所に私がいるかどうか確認してくるし」
来る前にスマートフォンで、です。
「メール送ってきて」
「おられないと別の場所に」
「この時間はいつも詰所よ」
他のところには行きません、まだ学校に行く時間ではないのでこちらでひのきしんをさせてもらったりしています。
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