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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
壊滅-かっこわるい-
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さいな、とでも言いたげに置鮎は嫌そうにこちらを向く。
「それに騎士道はどうした!?貴公はそれでいいのか!?円卓最強?聞いて呆れるわ!!」
「……。」
「セイバー。産廃と話すな。舌が腐るぞ。」
またそれだ。
サーヴァントと話すと舌が腐る。
そう言って彼はランスロットに他のサーヴァントとのコミュニケーションを取らせない。
実際、彼がマスターに対してどのように思っているのかは分からない。
でも、まだ騎士としての矜持があるのならば、このような行いを良しとしているはずがない。
「おい、あれを出せ。」
「はっ。」
置鮎にそう言われた部下はまた人質を車両から引っ張り出してくる。
そこにいたのは…
「なっ…!?」
「捕獲した際暴れたのでな。多少痛めつけさせて貰ったよ。」
連れてこられたのは鈴鹿御前とそのマスター、田村将だった。
彼に怪我は無い。しかし鈴鹿御前は所々服が破れ、さらには両手も後ろで縛られ動けないでいた。
「下手に動いたらガキを殺すぞ。なんて言ったら馬鹿みてぇに動かなくなりましてね。まぁ俺達で楽しませて頂きましたよ。」
「…つまみ食いはご法度だが?」
「おっといけない。ここはまぁなんとか代表に掛け合ってくださいよぉ置鮎さん。」
ヘラヘラ笑って媚びるように部下はそういうと、鈴鹿御前とマスターを蹴飛ばす。
「ちょっと!何もしなければ将に手を出さないって」
「黙ってろやメス風情が。サーヴァントに人権あると思ってんのかボケ。」
そうして隊員は銃を構える。
「…!!」
蹴飛ばされ、起き上がろうとしている将の背中に向けて、標準を合わせた。
しかし、
「!!」
「将!?」
なんと彼は走り出した。
子供であるのにも関わらず、銃を向けられた恐怖を押しのけて前進した。
「このガキ!!」
子供だからとナメて拘束しなかったのがアダとなった。
発砲するもそれは見毎に外れ、
「子供にそんなもの、向けるなッ!!」
「ぐわっ!?」
鈴鹿御前にタックルをもらい、銃を落として転倒する。
そして、逃れた将は、
「…?」
隠し持っていたナイフ。
それを手に取り、なんと置鮎の背中に突っ込んで深々と突き刺したのだ。
「…なんだ?」
「お姉ちゃんは…僕が守るから…!」
何をされたのか分からず、ゆっくり振り返る置鮎。
やがてスーツの腰の部分がじわりと真紅に滲み、それから激痛が走る。
「…っぐああ!?い、痛いッ!!!」
慌てて将を突き飛ばし、倒れ込む置鮎。
「こんのクソガキがァァッ!!!」
年端もいかない子供にやられた。
それは置鮎のプライドを大いに傷つけ、彼に銃を取らせた。
「ッ!!」
させるもんか。
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