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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
壊滅-かっこわるい-
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それに向かってまっすぐ駆けるも、間に合わない。
さらに、
「ガキとこのサーヴァントは俺達連れてくんで!こんぐらいの手柄はくださいよー。」
「!!」
鈴鹿御前とマスターが連れていかれる!
だめだ、このままじゃあの二人は…!
そうしてどちらを助けるか迷っていたその時、
「蝶のように舞い!隕石のようにズドーーーーーン!!!!!イィィィヤッホォォォォォォォォウ!!!」
私の前に落下してきたのは、あの男。
「おうミッツ!!生きてたか!親友は元気だったか!?」
「おう。感動の再会を喜びすぎて手と足と目を思わず貰っちゃったぜ!!」
仲間とそう話してから、下卑た笑みを浮かべて私の方を見る。
「よう。負け組。」
「……ええ、そうね。」
「なんだよ反論しねぇのかよつまんねぇな。」
負け組。
確かに、私達は負けた。
アジトはめちゃくちゃ。多くの人が死に、そしてリーダーは敗れた。
誰がどう言おうが、これはもう完璧な負け。『完敗』だった。
「んじゃ、俺たち人気配信者は負け組に構ってるヒマはねーんだわ。seeyou again!!」
そういうと彼はどこから持ってきたのか、ゾンビ兵の首を私目掛け投げつける。
斬って捨てるとそこにはもうおらず、動き出しつつある車両の上に乗り込んでいた。
「待て!!」
「待たねぇよ〜ん。」
その直後、爆発音。
辺りを見渡してみればゾンビ兵が爆発している。
そうか、徹底的にやるつもりなんだろう。
それこそ、跡形もなく。
「…。」
置鮎の後を追いたい。鈴鹿御前達を助けたい。
しかし、こんな爆発が起きては団長やシャルルマーニュ。さらに別行動中の大和くんが心配だ。
「…ッ!!」
悔しさを噛み締め、私はとりあえず踵を返す。
今回は完敗した。
でも次は…次は必ず…!!
「勝ってやる」
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