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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百九十三話 潜入 その5
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第三百九十三話 潜入 その5
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。
子島ルルコが死亡してから一日が経った。
紅軍連合の潜伏先のアパートに、億平テシコの死体を山中に遺棄した能沢エーイチロウが帰ってきた。
俺、能沢エーイチロウは子島ルルコの死に、大して驚かなかった。
そう、俺が先程、山に埋めてきた億平テシコを殺したのは、子島ルルコだからである。
因果応報というか、自業自得である。
子島ルルコの死より驚いたのは、新たに増えた4人の新メンバーである。
何らかの理由で革命活動を志願した女性、尻澤エリコ。
後に『加藤無双』という名の無差別大量事件を起こす、加藤モトヒロ。
グァイジをこの地球から一人残らず殺すために革命活動に志願した、上松サトツ。
見た目は男性だが、中身は女性であると公言し、性差別を日本からなくすために、革命活動に志願した理由地エル。
4人の新メンバーへの挨拶を終えた俺に、さっそく倉都テツオが新たな作業を頼んできた。
「エーイチロウ、帰って来て、早々悪いんだが、子島ルルコの死体の処理を頼む」
「俺以外のメンバーじゃダメなのか?」
「俺とエーイチロウ以外のやつらは、どうやら、車の運転に自信がないらしい、免許を持ってない奴もいる」
「仕方ないなぁ、じゃあ、そこの尻澤エリコを連れて行ってもいいかい?」
「別に構わんが、せっかく手に入れた新メンバーだ、あまり遊びすぎるなよ」
「へいへい、わかってるよ。そんじゃ尻澤さん、行こうか?」
「そうだ、エーイチロウ、どうせ、尻澤を連れていくなら、色々と仕事を教えてやってくれ、コーバン調査とか、仲間の勧誘とかな」
「了解♪」
アパートを出た俺は、スーツケースに入った子島ルルコの死体を車内に放り込む。
俺は尻澤エリコと子島ルルコの死体を乗せた車を発信させる。
運転席の隣に座る尻澤エリコに俺は忠告する。
「尻澤、なんでこんなとこに来た」
「それはこっちのセリフよ、どうして、エーイチロウ君がここにいるのよ」
そう、俺と尻澤エリコは高校の同級生だった。
高校では、俺と尻澤は新聞部に所属しており、よく日本の将来について語り合ったものだ。
「俺が紅軍連合に入ったのは、この国の医療制度に殺されたカノジョの仇を討つためだ」
「そっか、エーイチロウ君、あの子と付き合ってたんだっけ?でも、こんなことしてても、病気で死んだカノジョが生き返るわけじゃないわ」
「カノジョの病気は治せない病気じゃなかった?海外の病院なら直せたんだ?でもBEI軍の管理下に置かれた今の日本は、海外製品の輸入や輸出は認め
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