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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百九十二話 潜入 その4
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メンバーのおかげでね?」
しかし、子島ルルコの縄をほどいていた日加リュージの口から衝撃的な言葉が放たれる。
「し、死んでる...!」
先程の歓声から一転、皆の口から動揺する声が次々と放たれる。
「う、うそだろ...?だって、俺たちが刺したのは足なんですよ...?」
倉都テツオが冷静に状況を分析し始める。
「おそらく、度重なる暴力による多量出血、そして連続的に与えられた激痛によるショック死だろうな...でも、今回、子島ルルコにナイフで制裁を与えた新メンバーの4人がコレを悔いる必要はない、子島ルルコは億平テシコを殺した殺人犯だ、君たち4人は人殺しを殺しただけだ」
そう、新メンバーたちに両足の太ももをナイフで刺される前から、紅軍連合のメンバーたちに顔を何度も殴られていたことも、子島ルルコの死因の一つになっているはずだ。
本来、子島ルルコを救うつもりで与えた暴力が、子島ルルコを逆に殺害してしまった事実に尻澤エリコは絶望した。
「そ、そんな、それじゃあ、私、人殺しになっちゃったの?ウソよ、そんなの、だって言ってじゃないですか!さっきの暴行が子島ルルコを救うためだって!言ってたじゃないですか?なのにどうして、こんなことに?こんなの絶対おかしいわよ?」
絶望する尻澤エリコの顔面を、倉都テツオが殴って叱る。
「貴様ァッ?革命活動をいったいなんだと思ってるんだァッ?俺たち革命活動に参加している人間は、常に死と隣り合わせなんだ?革命のために人を殺すのが嫌なら、革命活動に参加するなァッ?今すぐ、『自己反省』しろ?」
『自己反省』という言葉が、尻澤エリコの脳裏に、子島ルルコへの度重なる拷問の光景をフラッシュバックさせる。
尻澤エリコは自身を襲う死の予感を振り払うように、自分の心を殺して一番使いたくない言葉を反射的に口にしてしまう。
「じ、『自己反省』します...?」
「何に対してだ?」
「革命活動による革命実現の過程で敵対する人間達への殺害行為を非難及び忌避したことについて、『自己反省』します...」
「それで、よろしい。尻沢エリコ、他3人の新たな同志も?ようこそ、紅軍連合へ?」

次回予告 潜入 その5

※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
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