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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百九十二話 潜入 その4
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はよくわかったわ。でも、これが子島ルルコのためなのよ?子島ルルコがこうして足にナイフを突き刺され『自己反省』を達成することができれば、子島ルルコは今の状態から解放され、裏切り者から、再び我々の同志に生まれ変わることができるのよ?この自己反省は子島ルルコを革命活動に携わる人間として次のステージにステップアップさせるために必要不可欠な儀式であり、救済なのよ?だから、あなたが今からしようとしていることは何も悪いことじゃない?」
石川ユニの言葉に、倉都テツオも同調する。
「そうだ、石川ユニの言う通りだ?子島ルルコはこの自己反省での痛みを通して生まれ変わるんだ?痛みを通して組織の規律を学んだ子島ルルコは今より優秀な戦士になることだろう?みんな?みんなで『自己反省』の達成のために、尻澤エリコと、苦痛に耐えている子島ルルコにエールを送ろうじゃないか?」
潜伏先のアパートのいる、尻澤エリコと子島ルルコ以外のメンバーたちが、一斉に、尻澤エリコと子島ルルコに向かってエールを送る。
「がんばれー?尻澤ァッ?がんばれー?」
「そうよ?子島さんも痛いだろうけど、頑張って耐えるのよ?がんばれー?がんばれー?がんばれー?」
「尻澤ァ――ッ?子島ァ――ッ?二人ともがんばれーッ?がんばれー?」
「そうだ?ふたりともがんばれ?『自己反省』の達成のために、がんばるんだ?」
「子島ァ――ッ?あともうちょっとだァ――ッ?がんばれー?がんばれー?尻澤も勇気を出してがんばれ――ッ?」
「がんばれ――ッ?尻澤ァ――ッ?子島ァ――ッ?自己反省を終わらせて一緒に日本を変えようぜぇいッ?」
「がんばれ――ッ?がんばれ――ッ?がんばれ――ッ?二人ともがんばれ――ッ?」
子供向け映画の上映会を彷彿とさせる光景に、ナイフを手に持った尻澤エリコはひどいめまいを感じてしまう。
(でも、石川ユニの話が本当であれば、次のナイフの突き刺しで、子島ルルコは解放されるはず?子島ルルコを救うにはやるしかない?)
わずなか望みに賭けて、尻澤エリコは子島ルルコの解放のために、子島ルルコの左足太ももにナイフを突き刺す。
ぐさり。
「????????????????――ッ?」
尻澤エリコが自らの殻を破った光景に、周りのメンバーたちが一斉に歓声を上げる。
「?おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ?やったぁッ!よくやったぞ、尻澤ァッ?」
石川ユニが子島ルルコへの自己反省を達成できた尻澤エリコの体を抱きしめ、賞賛する。
「よくやったわね、尻澤さん、これで今日からあなたもみんなの仲間よ?」
感動の涙を流している石川ユニに、子島ルルコは恐るおそる聞く。
「そ、それよりも、これで本当に子島ルルコさんは助かるんですよね?」
「ええ、もちろんよ?これで子島ルルコは生まれ変わることに成功したのよ?あなた達新
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