暁 〜小説投稿サイト〜
テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第四十一話
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「…っ…カノンノ…」
攻撃を防がれ、苦々し気な表情を浮かべる二人に、後方から術の詠唱を終えたカノンノが声を上げ、二人が後方へと下がる。
「グオォオォォォッ!!」
「衛司…元に戻って…!フラッシュティアっ!」
雄叫びを上げる衛司にメリアは発現すると、詠唱の足元に光の陣が現れ衛司を攻撃しようとする。
…だが……。
「ウゥ……オォオォォォッ!!」
「…オイオイ…笑えねぇぞ」
衛司が雄叫びとともに星晶剣を巨大化させ陣が現れた地面に振り下ろすと、それは地面ことかき消され、三人が驚きながらスパーダが声を漏らした。
そして…その時だった。
「オォオォォォ…!?…ゲホッ、ゴホッ…!」
「…え…っ!?」
「衛司っ!?」
三人を睨み雄叫びを上げていた衛司が突如、吐血を始めメリアとカノンノが表情を変え、その中スパーダは僅かに表情を歪めた。
「チッ…薄々思ってたが、やっぱりそうなっちまったか」
「スパーダ…一体アレって!?」
「…今の衛司はサレの催眠とラザリスの力…それで身体能力を無理矢理引き上げさせられてるようなもんだ。それにプラスして、自分のマナを送ることによって強化される星晶剣との同化…薄々考えてたが、やっぱり身体の方に限界が来ちまってんだよ!」
「…それじゃあ…っ!」
「あぁ…早くアイツを助けねぇと…身体が限界を超えて…死ぬ」
「っ!!」
「ゴホッ…ゴホッ…オォオォォォッ!!」
スパーダの言葉に表情を変える二人。そして衛司は吐血しながらも星晶剣を構え三人を睨む。スパーダはそれに対し、衛司を睨み返すと剣を構えた。
「衛司…とっとと目ぇ覚ましやがれ!そんな力が、テメェが追ってた力かよっ!俺達は…お前が死ぬことなんざ求めてねぇんだよっ!」
「ォォォ…オォオォォォッ!!」
「…チッ…バカやろうがっ!――いざ、参るっ!!」
スパーダの言葉に、衛司は依然と雄叫びを上げ続けスパーダは舌打ち混じりに声を上げ、限界突破《オーバーリミッツ》を発動する。
「スパーダっ!!」
「殺しはしねぇよ。ただ…動けなくするだけだ。衛司…行くぜぇっ!」
「オォオォォォッ!!」
スパーダがオーバーリミッツした事にカノンノが声を出し、スパーダはそう言うと双剣を構え特攻し、衛司はそれに迎え撃とうとする。
「行くぜ…裂空斬!」
スパーダは衛司に接近すると跳び、勢いをそのままに回転して剣を奮う。
「グゥッ!!」
「まだまだ…秋沙雨!真空千裂破!!」
攻撃を防いだ衛司に、スパーダは着地
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ