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私の 辛かった気持ちもわかってよー
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ート会場のみんなを感動させるに決まってるよ すごい」と、白木屋君が言うと

「匠さん・・ 樹羅が、あなたのことを・・・わかるような気するわ」と、お母さんが、白木屋くんとキラちゃんのことを見ていた。

 そして、最後はキラちゃんのバイオリン ソロで ホワイトクリスマスを・・・私には、柔らかで心地よく、完璧に聞こえていた。

 その後、ダイニングに移って、キラちゃん特製のカッププリンをいただいていた。

「今日はありがとうございました キラの演奏聞いていただいて」

「いゃー すごかったです 心に響いてきましたもん」と、白木屋君が言うと

「まだまだ なんですのよ 今日は皆さんが居るから まだ マシなほうですわ この子 引っ込み思案なとこあって 一人っ子のせいかしらー でも、皆さんと出会って変わってきたみたい 去年 山葵さんの試合をしている姿を見てから 頑張らなきゃーって 刺激受けたみたい あの子 部屋に、山葵さんのこの前の試合の時の写真貼って その横に努力って書いて 励みにしてるみたいですよー」

「お母様 やだー それは、秘密だよー」と、キラちゃんは顔を覆っていた。 



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