第七百十話 多彩な生きもの達その二
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「しかしな」
「それでもですね」
「連合ではな」
「象も食べますか」
「しかも味の話だが」
上等兵が問うたそれはというのだ。
「結構以上にな」
「美味しいのですか」
「そう聞いている」
「そうなのですね」
「野生の象の味は知らないが」
それでもというのだ。
「連合では象も家畜化されているからな」
「そこで品種改良ですね」
「それが行われてな」
そのうえでというのだ。
「味もだ」
「よくなっていますか」
「その様だ」
こう話した。
「これがな」
「そうなのですね」
「それでだ」
大尉は普通のマンモス達を見つつ話した。
「マンモスもだ」
「食べていますか」
「そうしている」
「象牙を取り」
「毛皮も利用してな」
そしてというのだ。
「骨もそうしてだ」
「肉も食べる」
「そうしている、そして肉を食べる際だ」
マンモスのそれをというのだ。
「連合では誇大を扱った漫画ではマンモスを食べることが多いらしい」
「そうした漫画もあるのですね」
「そうだ、そしてだ」
「今の連合でもですね」
「マンモスを食べてな」
その肉をというのだ。
「楽しむらしい」
「そうですか」
「そして味もな」
マンモスの肉のというのだ。
「いいらしい」
「そうなのですね」
「そして古代を思ってな」
漫画から得られた知識をというのだ、尚こうした古代それこそ原人と言われる時代を描いた漫画は日本からメジャーになったという。
「食べるそうだ」
「また面白いことですね」
「そうだな、尚古代だからな」
大尉はこの時代だからだと上等兵に話した。
「武器は石斧等だ」
「原始人の武器ですね」
「それを手にしてな」
そしてというのだ。
「そのうえでだ」
「マンモスを狩るのですね」
「他には石槍や石弓もある」
「まさに原始人の武器ですね」
「毛皮の服を着てな」
大尉はこちらの話もした。
「そして洞穴に住む」
「まさに原人ですね」
「文明もないな」
そうしたというのだ。
「連合に相応しいとな」
「言えますね」
「そうだな」
「そしてマンモスを食べても」
「そうしただ」
「彼等に相応しい姿を出しますか」
「その様だ」
こう上等兵に話した。
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