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インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
イギリス代表候補生
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…たぶん、あの人は並みの代表候補生ならすぐに負けると思うぞ」

 と、俺が言うと代表候補生だと言っていたオルコットに視線がいった。

「な、何ですの?」
「オルコットはどうだと思う?」
「……実力は知らないからなんとも言えないが、たぶん負けると思う」

 それほどまでに彼女の能力は高かった。
 そう思っていると同時にチャイムが鳴り、周りの人間が急いで席に戻る。

(そう考えると、あの時は手加減してくれていたのだろうか?)

 ふと思い出すあの戦い。もしかしたら山田先生は手加減していたのかもしれないな。借りにも兵器を扱う学校だ。たぶんだがもっと強いだろう。

(………もっと、強くならなければいけないかもな………)

 そう心に決心した。
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