第37話 救出 後編
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申し出たことに怒った。
いきなりだし非常識な行動だと思う。
「臧戒殿構わない。仕官の話し受けよう。君の名を教えてくれないか?」
私が無理かと劉ヨウ様を仰ぎ見ると劉ヨウ様は仕官を認めてくださった。
「ありがとうございます!私は名前を臧覇。字を宣高。真名を榮奈と申します」
「私の名前は劉ヨウ。字は正礼。真名は正宗だ。お互い無事逃げ仰せ、再開した暁には私の家臣になってくれ」
「はい!」
私は元気良く応えた。
後日談だが劉ヨウ様のお陰で食客達の半数が生き残ることができた。
劉ヨウ様は死んだ食客達を弔って下さると、食客達も家臣に取り立てる仰って下さった。
食客達は仲間が死んだことを悲しみながらも劉ヨウ様の家臣になることを心から喜んでいた。
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