互いの狙い
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一度攻撃をしていたカグラさんよりもこの一撃のために準備していたカナさんの方が先に魔法を打ち出すことができた。カグラさんも負けじと技を繰り出そうとしているけど、これならなんとか押し込めるはず!!
「人魚の型!!」
覆せるわけがないと思っていた勝敗。しかし、カグラさんのその一撃はカナさんの最強の一撃を打ち払った。
「なっ・・・」
そのまま彼女の一撃を受けるカナさん。その衝撃は大きいと思ったけど、彼女はなんとか立ち上がろうとして・・・
「くそっ・・・」
起き上がれず、その場に倒れ込んでしまった。
『勝負あり!!勝者!!人魚の踵!!』
絶対にできないと思われた逆転劇。しかしそれをものの数秒でやってのけた剣士はこちらへと視線を向け、ニヤリと微笑んでくる。
「くっ・・・」
あのお祭りでの敗戦のことを根に持っているのだろう。それで俺に対しての挑発も兼ねてこんなことをしてきているのはわかっている。わかっているけど・・・
「受けて立つ・・・!!」
それにあえて乗ってやる。この大会の最中彼女とどこかと戦うのは間違いないだろう。だったらその時、今回の策を看破されたこともまとめて倒してみせる!!そう決意を固め、俺たちの一日目は終わるのだった。
一日目順位
一位 人魚の踵 20P
二位 剣咬の虎 18P
三位 狩猟豹の頭 14P
四位 青い天馬 11P
五位 四つ首の番犬 6P
六位 妖精の尻尾B 3P
七位 蛇姫の鱗 2P
八位 妖精の尻尾A 0P
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