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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百八十六話 潜伏生活 その6
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俺は、案堂ユーコの死体の付近の山奥に埋めに行く、もしもの時に備えてあと一人、人手が欲しい、わかるか?」
すぐにブリドカットゾーラまさよしが案堂ユーコの死体の処理に立候補する。
「僕が行きます!先程、我を忘れてみんなにご迷惑をかけてしまいましたからね、死体の処理を通して『自己反省』させてください?」
「よし、じゃあ、ブリドカットゾーラは俺と来い、お前には俺が死体の処理をしている際の見張りを頼みたい」
「わ、わかりました?」
案堂ユーコの死体の処理のために、倉都テツオとブリドカットゾーラまさよしが潜伏先のアパートを出る。
外から車のエンジン音が聞こえてきた瞬間、億平テシコが本音を漏らす。
「ねぇ、みんな、さっきの子島さんのアレ、どう思う?」
石川ユニが億平テシコの質問に答える。
「アレって何よ?」
「自己反省した子島さんをみんなで殴ったことよ、さすがにアレはやりすぎだと思うの」日加リュージがすぐに、億平テシコを糾弾する。
「おい、お前?倉都さんのやり方が間違ってるって言いたいのか?今すぐ『自己反省』しろ?」
「確かに、子島さんはみんなの前で脱退を提案した、それが重大な裏切り行為であることはわかるわ、でもブリドカットゾーラ君に鼻を噛みちぎられた上に、みんなに殴られるなんて、いくら何でもかわいそうよ?」
石川ユニが億平テシコに対して激怒する。
「あんた、私たちがしているのは革命活動なのよ?革命のためには多くの血が必要なの?革命のために流される血が新しい世界を作り、人々を幸福にするのよ?革命のために他者を傷つけるのが嫌なら、今すぐ革命活動をやめなさい?でも、仮にそうなったら、あなたには子島ルルコの時と動揺、重い処罰を受けてもらうわ、でも処罰を受けて更生して、再び組織に忠誠を誓えば、あなたは今より素晴らしい紅軍連合の革命戦士になれるわ?」「それって、どっちにしても、組織から脱退できないってことですよね?」
「当たり前じゃない?我々は命懸けで革命活動をしているのよ、メンバーの裏切りが組織の崩壊を招くことだってあるのよ?つまり、億平さんに残された道は、このまま@紅軍連合で革命活動を続けていくか、A脱退を宣言して処罰の末に更生し、再び紅軍連合に忠誠を誓うか、B裏切り者として死刑になるか、の3択よ」
自らに逃げ場がないことを思い知った億平テシコがため息と同時に告げる。
「わ、わかったわよ...『自己反省』するわ...さっき言ったことは忘れてちょうだい...」
億平テシコの言葉に、皆、安堵のため息を漏らす。
皆、なんだかんだで、共に戦ってきた仲間を殺すのは嫌なのだ。
石川ユニが皆に質問する。
「それより、問題はあの男よ、ブリドカットゾーラまさよし。彼はあまりにも危険すぎるわ」
日加リュージが石川ユニの言葉に同意する。
「それは、俺も同
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