第八十八話 通天閣その七
[8]前話 [2]次話
「だからね」
「自分の選挙区で落選してもね」
「比例区を使ってね」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「逮捕されない様に」
「当選してね」
その比例区でというのだ。
「生き残るんだよね」
「そうよね」
「多分だよ」
ここで古田はこう前置きして話した。
「そこまであるってことは」
「あっ、捕まる様なね」
「後ろめたいことがあるのかもね」
「そうかも知れないわね」
「昔の漫画とか読んでたら」
古田はこうも話した。
「悪いことするって与党のね」
「政治家さんだったのね」
「保守系のね。けれどそれが」
現実はというのだ。
「野党のね」
「そっちの人達ね」
「革新って言われる人達の方が」
彼等の方がというのだ。
「悪いことしてるみたいだよ」
「むしろ昔の漫画だと野党の方が正義だったのよね」
「ライトノベルでもね」
こちらでもというのだ。
「そうだったけれど」
「その実は」
「そっちの人達の方がね」
こう理虹に話した。
「悪いことをね」
「してるのね」
「変な団体とつながっていたり」
そうしていたりというのだ。
「北朝鮮と関係あって」
「ああ、あの国ね」
「もうどんな国か言うまでもないしね」
「あそこはそうよね」
「子供でも知ってるよ」
北朝鮮がどういった国かということをというのだ。
「そうだよね」
「あんな碌でもない国そうないわよね」
「アフリカにもそうした国あるみたいだけれどね」
失敗した国ランキングというものがありそこではアフリカの独裁国家がトップクラスを占めていることが多いのだ。
「けれどね」
「あそこも酷いからね」
「うちの学校でもいないしね」
「北朝鮮の人はね」
「あの国の人だけはいないよ」
八条学園はというのだ。
「世界各国から人が集まってるけれど」
「そうした学校でもね」
「あそこだけはね」
「いないのよね」
「それでその北朝鮮とね」
「つながりあるのね」
「あそこに行って偉い人達と仲良くしたり」
訪朝団というものがあってそれに参加してだ。
「そうしてね」
「お金もらってたり」
「そんな話もあるし」
「野党の人達の方が」
「むしろね」
与党の政治家達よりもというのだ。
「悪いことをね」
「してるのね」
「そうみたいだよ」
「その実は」
「どうもね」
「野党の人達は正義とか」
「北朝鮮とか過激派が正義か」
古田は言った。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ