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私の 辛かった気持ちもわかってよー
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当てるわね それからー 多分、こちらが進藤さん いつも、食べに行ってもそれとなくナプキンを渡してくれる親切な人って そして、こちらが山水さん 樹羅に言わすと、落ち着いていて、静かにみんなの言うことを聞いているて イメージどおりだわ あたった?」 

「はい その通りです キラちゃんは 本当に何でもお母さんに言ってるんですネ」

「そうよ こちらは 匠さん 直ぐにわかった 樹羅の言ってたとおりの人 楽しそうで頼りになりそう 樹羅は匠さんのこと大好きなんだって!」

「えぇーっ そんなことまでぇー いや 違うんです ただ キラさんとは・・そのー 可愛くて・・ 賢くて・・ えーとー」

 こんなにドギマギしている白木屋くんは初めて見た。

「いいんですのよ いつも コンサートにも応援にきてくださってるのね 良いのよ 樹羅が手つないで歩いたんだーって 報告してきた時の嬉しそうな顔 私も嬉しいのよ ただし、まだ、中学生なんですからね それなりにお付き合いしてくださいネ 樹羅が言うお仲間 みなさんに、お会いできて、安心しましたワ この子 皆さんのお仲間に入れてもらってからかしら・・・すごく、頑張るようになってきたのよ これからも、樹羅のことよろしくネ まだ、一人前に何にも出来ないですけどネ」

 私達は唖然としていた。そんな風に言われると思ってなかったのだろう 白木屋君も 「はっ はぁー」と、言って頭を下げるしかなかったのだ。

 私は、あのお母さんにお会いして、キラちゃんが普段は厳しく育てられてるんだなと感じていた。だけど、反面、自由にキラちゃんのことを信じて伸び伸びとさせているんだなーとも。一人の女性として母親としても、余裕を感じさせられていたのだ。

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