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八条学園騒動記
第七百九話 大きな家畜達その五

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「参考にすべきだな」
「そうなりますね」
「下品な国だが」
 それでもというのだ。
「見られる部分はな」
「多いですね」
「巨大でだ」
 そしてというのだ。
「進んでいる部分も多い」
「そうした国ですね」
「間違いなくな」
「認めることは認めないとですね」
「やはりな」 
 どうしてもというのだ。
「駄目だ」
「そういうことですね」
「そうだ、それでだ」
「牧場でもですね」
「そうしたことも見ることだ」
「それが大事ですね」
「エウロパ戦役では連合軍の将兵達の大食が話題になった」
 大尉はこのことも話した。
「そうだったな」
「バイキングの様に食べたと」 
 上等兵はこう表現した、表現しながらエウロパだけでなく連合でも知らぬ者はいないシェークスピアの文章を思い出した。シェークスピアはある作品でバイキング達の大食を彼独特の大袈裟な表現で書いているのだ。
「言われていますね」
「そして実際にだ」
「彼等の大食はかなりでした」
「幾つもの店をその日閉店に追い込んだ」
「お店のものを全部食べて」
「連合軍の将兵が何十人か来れば」
 それでというのだ。
「もうな」
「そのお店はその日は閉店でしたね」
「店の食事がな」
 まさにというのだ。
「文字通りにな」
「全て食べ尽くされて」
「そうなってだ」
 その結果というのだ。
「その日は閉店するしかなくなった」
「そうしたお店が続出し」
「驚かれたものだ」
「そうでしたね」
「下士官や兵士が平然と貴族の店に入りな」
「士官がパブに団体で来る」
「それで飲み食いすることもな」   
 こうしたこともというのだ。
「常だったが」
「連合には階級がないので」
「金さえあればな」
 それでというのだ。
「そしてネクタイを締めればだ」
「誰でもどんなお店にも入られて」
「飲んで食べられる」
「それをエウロパでも行い」
「驚かれた」
「しかも嫌な顔をすると」
 エウロパの常識でだ。
「貴族の料理を下士官や兵士が口にし」
「貴族がバーで安いビールを飲みな」
「どれだけ無作法かと思いましたが」
「そうしたこともな」
「あちらではですね」
「至ってな」
 全く以てというのだ。
「普通のことでな」
「驚くに値しない」
「そうしたものでだ」
 それでというのだ。
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