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神々の塔
第二十八話 古代の神々その六

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「軽い」
「うち等と同じ位やね」
「十星連合とな、福祉も考えてる」
 こちらの政策もというのだ。
「ちゃんとな」
「充実させてきてるね」
「そうもしてるさかいな」
 だからだというのだ。
「ほんまな」
「エカテリーナちゃん達は悪政は敷いてへん」
「むしろ善政と言ってや」
「ええ位やね」
「そやからな」
「あの子等ともやね」
「やがては一緒にやれる」
 共に同じ勢力の中でというのだ。
「絶対にな」
「そやからやね」
「想像出来る様になろうな」
「あの子等とも一緒にいて世界を救う」
「そうなれる様にな」
「まあな、今は全くちゃう勢力同士やからな」
 芥川もそれはと言った。
「どうしてもな」
「一緒にやれるとはやね」
「思えん、けどな」
 それでもというのだ。
「徐々にな」
「そうなる様にやね」
「していこうな、実際起きた世界ではよお話もしてな」 
 そうしてというのだ。
「一緒に遊ぶこともな」
「してるし」
「前カラオケ行ったけど」
 芥川はこうした話もした。
「この面子とあっちの三人で」
「あの時楽しかったな」 
 中里も言ってきた。
「ほんまに」
「ああ、三人共盛り上がってな」
「僕等と一緒にな」
「ほんまおもろかったわ」
 芥川もこう言った。
「今思い出しても」
「ほんまにそやったな」
「他にも色々仲良くしてるし」
「エカテリーナちゃんなんか最初近付きにくくてもな」
「お話するとな」
 そうすればというのだ。
「これが案外な」
「おもろい娘やしな」
「そやからな」
 だからだというのだ。
「これからはな」
「こっちの世界でもな」
「仲良くな」
「なる様にしていかへんとな」
「あかんな」
「出来るだけな」
「起きた世界では仲がよおて」
 綾乃がまた言ってきた。
「こっちも世界でもプライベートではそうやし」
「一緒に飲み食いして楽しむしな」
 中里が応えた。
「そうしてるしな」
「そう思うとこっちでもやね」
「一緒に政や戦もや」
「出来る様になるね」
「そうなるな、しかしな」
 中里はこうも言った、それも考える顔になって。
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