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合宿から帰って来て、次の日だけ、軽く午前中練習するからと集められた。ジョギングから打ち合いが始まったのだけど、璃々香先輩が私に
「山葵 響はあなたの弱点掴んでいるワ でも、あの後輩達じゃぁ 実践できないと思うけど これから、どれだけ練習してくるか わからないけど・・ 山葵 自分の弱点 わかってる?」
「うー ベースライン近くを攻め続けられると 返すの精一杯で反撃できない」
「そうよ 私は そのこと 知ってるから 山葵には負けない自信あるワ 響もそのこと気づいたから、この前 山葵は第2ゲームめ苦戦したのよ 私から どうしろって言えないよねー 山葵の体力もあるし・・ジャンプ力はあるけど、もうひとつ馬力がねー」と、私を眺めていて、視線は・・・
「いやだぁー 先輩 又 セクハラっ ウチはその分 筋肉に回してるんです! よー」と、私は胸を腕で隠していた。
お盆前に私はお店に早朝だけは出て、その後はお休みを貰って、仲間と泳ぎに行く約束をしていた。すんなり行けるからと琵琶湖のマキノのサニービーチに。
急いで、お弁当用のおにぎりを握ってまぐろ角煮を添えて、保冷剤とくるんだのだ。白い綿のボックスプリーツのミニスカートに赤いTシャツを着た、下には、予めタンキニの水着を着ていた。
近くで集まった時、亜里沙も白いフレァーのミニにブルーのTシャツ、キラちゃんはピンクのリボンの大きなカンカン帽に同じピンクのノースリーブのフレァーなワンピースにレースの半袖ボレロで、ラタンのバスケットとポシェットを下げていた。ワンパターンでそれぞれ女の子はお弁当を用意してきているはず。
「キラちゃん ずいぶんと荷物多そうね」
「うん 着替えとタオルでしょ 浮き輪でしょ お弁当に保冷剤入れたら、入んなくなっちゃったー」そうかー、私も入らなくって、大きい袋にして、浮き輪は別で、もう、山水に預けているんだ。
「キラちゃん 本戦 残念だったわねー 今日 よく、お母さん 許してくれたネ」
「そうなんですよー 最初 お許しなかったのー だけど、皆が予選の時 応援にきてくださったでしょ 大路高校 その人達と行くのー それに、音女の人 テニスで全国準優勝よ 皆さん真面目な人達です 私 学ぶこと多くって、皆さんの仲間にしていただいてます って 言ったら、何にも言わなくなって、あんまり、沖まで行ったらダメよって 許してくれたの」
「そうか 全国準優勝 利いたカナ」と、白木屋君が言ってきたけど
「やめてよー 皆さん 優秀な大路高校だからじゃない?」
11時頃着いて、私達は早速着替えに・・と、いっても、殆ど上のものを脱ぐだけだった。オレンジ系にひまわりの絵柄のタンキニ。半袖のシャツと巻スカートを羽織るようになっている。亜里沙も深い青のハ
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