暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と桜島
第九幕その十二
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「人間としてね」
「そこまで思うならね」
「無神論自体に否定的になるわね」
「どうしても」
「そんな無神論の人を見たら」
「そうなったよ、沖縄の基地の前にずっといてね」 
 そうしてというのです。
「勝手におトイレまで造っているしね」
「それって違法じゃないの?」
「誰かに許可得たとは思えないし」
「沖縄の警察とか何してるのかな」
「知事さんもね」
「その辺りも疑問だしね」
 それにというのです。
「こうした人になったら」
「それこそね」
「終わりだよね」
「人間として」
「道を間違え過ぎていて」
「だから僕は神様も仏様も大事にしたいよ」
 その両方をというのです。
「心からね」
「それでだね」
「靖国の英霊の人達もだね」
「そこにいる特攻隊の人達も」
「大事にしたいね」
「皮肉にお国の為とかその人は言ったけれど」 
 またその人のお話をしました。
「自衛隊でもね」
「その人誰かの為に何かするかな」
「思えないよね」
「運動家になって馬鹿なこと言ってやって」
「軽蔑されるのが精々じゃないかな」
「先生も大丈夫かと言う位だしね」
「うん、こんな人が誰かの役に立てるとはね」 
 それこそというのです。
「僕もね」
「思えないよね」
「やっぱり」
「僕達だってそう思うし」
「本当にね」
「そうだね」
 皆にどうかというお顔で言いました。
「運動家の人達は自分しかないからね」
「もう自分の主張だけ」
「それだけが絶対に正しくてね」
「他の人はどうでもいい」
「全く意に介さないでね」
「自分の意見を押し通す」
「その為には何でもするね」
 まさにというのです。
「手段を一切選ばず」
「どんな汚いことも卑怯なこともね」
「平気でするよね」
「周りの迷惑も考えないで」
「そうしていくからね」
「そもそも自分のことしか考えてなくてね」
 それでというのです。
「他の人に何かするか」
「しないよね」
「もうね」
「自分のことだけしかないのに」
「他の人のことなんて一切考えないしする筈がないよ」
「そうだよ、そんな人が皇室の方々や自衛隊の人達みたいに」
 それこそというのです。
「日本そして誰かの為に何かすることはないから」
「もうどう見てもね」
「自分達が嫌っている人達より酷いね」
「そうした人達だね」
「どう考えても」
「そうだよ、零点どころかね」
 そうした人達はというのです。
「マイナスだよ、こんな人達になったら」
「終わりだね」
「もう人間として」
「本当にね」
「そうだよ、もう全くね」
 それこそというのです、そしてでした。
 先生は皆と一緒に鹿屋を後にしました、そのうえでなのでした。
 ホテルに戻りました、そ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ