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ドリトル先生と桜島
第九幕その十一

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「日本の皇室を否定するのは君主制だからって言うけれど」
「いや、北朝鮮だってね」
「あそこもそうだよ」
「しかも世襲を否定している共産主義の国なのに」
「おかしいなんてものじゃないよ」
「それをあそこの人民の人達が支持しているからいいってね」
 その様にというのです。
「言ってるから」
「あの国にそんなのないよ」
「子供でもわかるよ」
「僕達だってわかってるよ」
「その人絶対に大丈夫じゃないね」
「他にはテロやった組織潰すのは民主主義に反するともね」
 その様にもというのです。
「そうした人言うけれどね」
「テロって犯罪だよ」
「人だって殺すよ」
「そんな組織置いておいたら駄目だよ」
「民主主義以前じゃない」
「しかも自衛隊はなくせって言うしね」  
 そうも主張しているというのです。
「こんなこと言う人を無神論者で見てきたから」
「無神論者にどうかって思うよね」
「流石に皆こんな人じゃなくても」
「そんな人を見ると」
「流石にね」
「日本の無神論者の人はね」 
 それこそというのです。
「こうした考えの人が多いんだ」
「先生よく言うよね」
「それも知識人や運動家に多いって」
「運動家はこうした人ばかりだって」
「そうだってね」
「そうした人を見てね」
 それでというのです。
「イギリスにいた時から無神論には懐疑的だったけれど」
「日本に来てだね」
「そんなおかしな無神論の人達を見て」
「尚更だね」
「うん、駄目だと思って」
 それでというのです。
「尚更信仰そして神仏のことを考える様になったよ」
「幾ら何でも酷過ぎるしね」
「日本の皇室に反対ならね」
「普通は北朝鮮なんか絶対に否定するよ」
「間違ってるってね」
「その人の話を聞いて本気で思ったことは」
 それはといいますと。
「この人大丈夫かってね」
「そこまで思うよね」
「大体北朝鮮の人達が仮に支持してるならね」
「日本の皇室もそうじゃない」
「そうしているのに」
「どうせ自分が支持してるかしてないかでしょ」
「そうだと思うよ、挙句は阪神ファンは全体主義的って言うから」
 そうもというのです。
「応援がああでね」
「じゃあ巨人何かな」
「あのチームのやってきたことは」
「完全にファシズムじゃない」
「あのチームはどうなのかな」
「僕はその人と話してこの人が沖縄の基地の前にいても驚かないと思ったよ」 
 その様にというのです。
「完全にそんな考えだったから」
「絶対に満ち間違えるね」
「運動家になってデモばかりしてるね」
「そんな人だね」
「間違いなく」
「ああはなりたくないよ」
 絶対にというのです。
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