第三十四章
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してきた。ピクリと顔を乃木達に向ける。
「光を掴んでどうするのだ」
「これからも御前達の戦いは続くというのに」
「戦いが続くからこそ光を手に入れる」
それが矢車の返答だった。
「俺達だけの光を手に入れてな」
「兄貴と共に」
影山も言う。
「俺達だけの光で照らされて。その闇の中にいるスサノオを倒すんだ」
「ふん、できるものか」
「神に勝つなぞ」
乃木達はその二人の言葉をせせら笑った。口の端をそれぞれ歪めさせて嘲笑したのである。
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