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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第114話 摩訶不思議な迷路、グルメピラミッド!イッセーよ、強敵たちを打ち倒せ!
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 そしてまるでキレた猛獣のようにユニコーンケルベロスに向かっていった、頭の一つをパンチで砕くと噛みつこうとしてきたもう一体の頭も片手で止め凄まじい馬鹿力でその頭をアイアンクローで粉砕した。


「うらぁぁぁっ!!」


 残った頭に膝で打ち付けて角をへし折る、そして首を掴んで勢いよく投げ飛ばした。そしてトドメにへし折った角を奴の心臓に突き刺した。


「すげぇ、純粋な暴力だけで殺しちまった」
「声なんざ使うまでもねえんだよ……」


 ゼブラ兄はかすれた声でそう言うが最後の方はほとんど聞こえなかった、そして自身の喉を触ると自分の腕から流れていた血を指に付けてマントになにかを書き始めた。


『イッセー、小娘達に声を預けた。そのかわりマップは閉じて小娘達を見失った』
「なんだって……!?」


 ゼブラ兄はどうやら小猫ちゃん達に何か危険が迫ったことを知りマップを閉じてでも二人の援護の為に声を飛ばしたんだ。


「小猫ちゃん、アーシア……」


 二人の身に危険が迫ってるのは確かだ、だがここで焦っても意味はない。


「二人は必ず生き残る、その為にもまずはエネルギーの回復だ……!」


 俺はユニコーンケルベロスの死体から肉をはぎ取って勢いよく食べ始めた。


 待ってろよ、二人とも!


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