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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第114話 摩訶不思議な迷路、グルメピラミッド!イッセーよ、強敵たちを打ち倒せ!
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めてそう答えた。
「イッセー、ウチには質問ないの?新しい武器を使ったんだよ」
「ああそうだったな、その装置もブルマさんが?」
「そうだし!新兵器『フラグレンスソード』!!気体を凝固する汁を出す生物『テラナメクジ』の体液を使ったエキスでフラグレンスを鋼鉄のように固めて刃物にするんだ、それで切傷とフラグレンスの効能を直接体に染み込ませるんだし!」
なるほど、確かに普通にフラグレンスを発射してもかき消されたり回避されることが多くなってきたから接近戦が出来るようになり斬撃と状態異常を同時に与えられるって事か。
「祐斗君とのコンビネーションもバッチリだし!ウチこれから一杯頑張るね、祐斗君!」
「はい、頼りにしていますね。リンさん」
そう言ってハグをするリン姉と祐斗、二人とも息の合った動きをしていたし今後も更に強くなっていくだろう。
「はぁ……はぁ……」
「リアスさん、大丈夫ですか?」
「ええ、前と比べて少しだけマシになったわ。それでも辛いけど……」
あの力を使ったリアスさんはかなり消耗していた、相変わらず燃費が悪いな。
だがその瞬間的な戦闘力の跳ね上がりは凄すぎるとしか言えないな、なにせ一瞬なら俺より強くなっているからだ。
「無理はしないでくださいね、その力を使った後は食材を食べても体力が回復しないみたいですし」
「ええ、分かってるわ。ここからは少しの間だけ戦いは任せるわね……」
「はい、貴方は休んでてください」
少しの間リアスさんは戦えないな、彼女のフォローにも回らないと。
そしてリアスさんが歩き出そうとしたその時だった、足場の端からユニコーンケルベロスが現れて彼女に襲い掛かったんだ。
「しまった!もう一体いたのか!?」
どうやらもう一体のユニコーンケルベロスが俺達が立っている足場の下に潜んでいたようだった。
体力を消耗しているのとピラミッドの材質に使われている石の慣れない匂いに紛れていたから気が付くのが遅れてしまった!
「リアスさん!」
俺は直ぐに彼女を守ろうとするが間に合わない!そしてユニコーンケルベロスが振るった腕がリアスさんを……
「……えっ?」
引き裂くことはなかった、代わりに間に割って入ったゼブラ兄の腕に鋭い傷が走り鮮血が宙を舞った。
「ゼブラさん、私を庇ってくれたの?」
「勘違いすんな、てめーを助けたわけじゃねえ。手っ取り早くエネルギーを生産する方法を思いついただけだ」
ぶっきらぼうに掠れた声でそう言ったゼブラ兄、だが次の瞬間その顔は怒りに染まった。
「簡単な話だ、エネルギーを生み出すには怒ればいいんだよ……!!」
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