第二章
[8]前話
ジェニファーは別の家からも猫を引き取った、その上で診察をしてもらって引き渡したがその家の家族アンナ=マターシャ短い金髪でライトブルーの整った顔立ちとスタイルの彼女にこう言われたのだった。
「もうバートはすっかりよ」
「ご家族ですね」
「そうなったわ」
「ニャア」
「ナア」
白地で黒い模様のある雄猫と白い雄猫を見て話した、二匹は今一緒に猫のおもちゃで楽しそうに遊んでいる。
「この通りね」
「そうなっていますね」
「いや、最初はね」
アンナはジェニファーにさらに話した。
「本当によ」
「バートもですね」
「うちのお庭の外を歩いていて」
そうしてというのだ。
「私が近寄ったら隠れて」
「警戒されていましたね」
「それがね」
「ご飯をあげると」
「食べてくれて」
「少しずつ懐いてくれて」
「主人と話してうちで保護して」
そしてというのだ。
「そのうえでね」
「こちらに一時預けて診察してもらって」
「あらためて家族に迎えたけれど」
そうしたがというのだ。
「本当にね」
「家族になってくれてですね」
「よかったわ」
こう言うのだった。
「そう思うから」
「それで、ですね」
「これからもね」
まさにというのだ。
「一緒にいたいわ」
「そう思われるなら」
それならとだ、ジェニファーは笑顔で応えて話した。
「是非です」
「バートをクリスと一緒によね」
「そうです、この子と」
家の先住猫である白猫も見てだった、ジェニファーはアンナの言葉に応えた。
「一緒にです」
「大事にしていくわね」
「そうして下さい」
「是非ね」
アンナも笑顔で頷いた、そうしてだった。
ジェニファーはそのアンナと猫達の話をしていった、それはとても暖かい話となった。
猫はお家の中へ 完
2023・7・23
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