孤島編 悪魔の鉄人と気高き処女姫 第4話
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やがてアイアンザックは破壊された胸の辺りを抑えつつ、逃げるように要塞内部へと走り去って行く。そんな彼を追うべく、オルバスとヘレンは走り出そうとしていたが――ヘレンは先ほどのダメージが響いたのか、足がもつれてしまっていた。彼女にオルバスが気を取られている間に、アイアンザックは足早に姿を消してしまう。
「はぁっ、はぁあっ、んはぁあっ……! ごめんなさい、ウェルフリット巡査……! 奴の攻撃、思ってたより効いてたみたいっ……!」
「謝ることなんかねぇよ、アーヴィング捜査官。あんたが1人でこの島をほとんど制圧してくれたおかげで、俺は全く消耗せずにここまで来られたんだ。そのうち、救援のヘリも来る。あの爺さんは俺に任せて、あんたはここでゆっくり休んでいてくれ」
「……ありがとうっ……!」
片膝を着き、乳房と桃尻を揺らしながら、扇情的な甘い吐息を漏らしているヘレン。彼女の肢体にぴっちりと張り付いたスーツの内側では、激しく消耗している肉体から滲み出る芳醇な汗が、白い裸身をじっとりと濡らしていた。
くびれた腰に反して大きく実っている特大の爆乳と、安産型の巨尻。その豊穣な果実は淫らに汗ばみ、スーツに閉じ込められた内側で芳醇な香りを熟成させている。仮面を破壊されたことによって、その汗の匂いがスーツの内側から僅かに漏れ出ていた。オルバスも仮面を装着した状態でなければ、彼女の肉体から漂う特濃のフェロモンに気を散らされていたところだ。
「さぁて……逃がさねぇぞ爺さんッ! 待ちやがれッ!」
ヘレンの肩を軽く叩き、休息を促した後。オルバスは地面に突き刺さっていたエンジンブレードを引き抜き、要塞内部へと一気に突入して行く。ヘレンはそんな彼の背を、複雑な表情で見送っていた。
「……」
――その頃。遥か遠くからヘレン達の様子を見つめている、1人の美女が妖艶な笑みを浮かべていた。青いチャイナドレスのスリットによって露わにされた白い美脚が、月光に照らされ淫靡な輝きを放っている。凹凸の激しいその肉体からは、芳醇な女のフェロモンが隅々から滲み出ていた。
ウェーブが掛かった黒のロングヘアは夜風に靡き、フレグランスな甘い香りを周囲に振り撒いている。ドレスを押し上げる釣鐘型の豊満な爆乳と、くびれた腰つきに反した特大の爆尻も、極上の色香にさらなる彩りを添えていた。尻肉にきつく食い込んだTバックのパンティは、ドレスの上からでも分かるほどに彼女のヒップラインを浮き立たせている。
「……ふふっ」
月明かりの下で妖しく微笑む、蠱惑的な謎の美女。彼女はぴっちりと肢体に張り付いたチャイナドレスを翻し、その場から静かに立ち去ろうとしていた。引き締まった細い腰を左右にくねらせ、豊穣な乳房と安産型の桃尻をたぷんたぷんと上下に弾ませながら、踵を返した彼女は闇の向こう
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