第九幕その一
[8]前話 [2]次話
第九幕 お花見の場所を決めて
リンキティンク王はこの日朝起きてご飯を食べる時にでした。
笑顔で、です。こう言いました。
「今日は鶴見公園に行こうぞ」
「あちらになのね」
「うむ、そうしてな」
アン王女に応えて言います。
「身体を動かして遊ぶか」
「いいわね、そうした楽しみもね」
「あるのう」
「ええ、それじゃあね」
「今日はそちらにじゃ」
「行きましょう」
王女は朝ご飯のおかずの卵焼きを食べつつ応えました。
そして皆この日は朝ご飯を食べ終わるとすぐに鶴見公園に行きました、公園はかなり広くて緑が多くてです。
沢山の人が遊んでいます、中には犬や猫を連れて一緒にいる人もいます。・
そうした人達も見てです、リンキティンク王は楽しそうに笑いました。
「ほっほっほ、よい光景じゃな」
「ええ、まさに公園ですね」
ボボ王子も笑顔で応えます。
「こちらは」
「笑顔に満ちてのう」
「活気のある」
「よい場所じゃ、では今からじゃ」
「僕達もですね」
「遊んでな」
そうしてというのです。
「身体を動かしてじゃ」
「楽しみましょう」
「是非な、街を観て回るのもよいが」
「こうした場所に行くのもいいですね」
「そうじゃ、時としてな」
「それでは」
「これから遊ぼうぞ」
早速お外で遊ぶ道具も出してでした。
皆で遊びはじめました、鬼ごっこやフットボールをしてです。
皆で遊びます、その中でです。
カエルマンは休憩の時にハンカチで汗を拭きつつ言いました。
「いやあ、いい汗をかいてるよ」
「そうですね」
「こうして遊ぶのもいいね」
クッキーに笑顔で応えます。
「本当に」
「そうですね、私もです」
「こうして汗をかくこともだよ」
「気持ちいいです」
「実にね」
こうお話してでした。
休憩の後でまた身体を動かします、そしてです。
ふとです、リンキティンク王は公園の中の桜達を見て言いました。
「桜もいいのう」
「そうだね、この公園はね」
魔法使いもその桜を見て頷きます。
「桜もいいね」
「そうであるな」
「凄くね」
「数が多くてのう」
「三千本はあるかな」
「そうじゃな、そういえばじゃ」
リンキティンク王はここで言いました。
「秀吉さんはお花見が好きであったな」
「また楽しみたいって言っていたね」
「ではここでじゃ」
まさにとです、リンキティンク王は言いました。
「開いてはどうじゃ」
「お花見をだね」
「ここは桜も多いしな」
まずこのことがあってというのです。
「大勢の人が集まることが出来るな」
「そうだね」
魔法使いはその通りだと答えました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ