松菜ハルト
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を噛んだ。
「真実は誰にも分からない。多分、君本人でも……でも……俺は君を人間だと見なすことは出来ない。肯定したら……」
ハルトは拳を握った。
だが、さやかにハルトの返事を聞くつもりはないようだった。彼女の体は水となり、川の一部となり、そのままハルトの認識から外れていった。
だがそれでも、ハルトは空虚の中へ告げた。
「俺が……松菜ハルトであることを認めることになる。松菜ハルトの死が、なかったことになる……」
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