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仮面ライダーカブト 明日のその先へ
第二十一章
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いて黙っている。神代は爺やと一緒にいる。結構分かれている感じだった。天道が彼等に対して色々と話をしていた。それはワームとネイティブに関するものであった。それはゼクトにとては知っているものもあれば知らないものもあった。そこは微妙であったが真理は語られていた。
「成程な」
 相川が天道の話を聞いて声をあげてきた。
「あの首領らしい」
「首領については御前達の方が知っているみたいだな」
「そうかも知れない」
 相川は天道に対して答えた。
「少なくともモノリスを司っていた統制者は剣崎が倒した。その統制者こそ」
「アークオルフェノクであり統制者でありキュリオスである」
「そういうことになるな」
 風間は一人腕を組んでいた。その中で述べてきた。
「昔から人間に対して罠を張ってきたか」
「となるとショッカーの頃からになる」
 田所の言葉は恐ろしい事実になっていた。首領はショッカーを操っていた頃にもうネイティブという存在を置いていたのだ。そのうえでグロンギを復活させて渋谷に隕石を落とし、オルフェノクの活動が活発化しアンデッドを復活させたのだ。全ては首領の思惑であった。その中でライダーバトルがあり魔化魅との戦いもあった。鏡の世界のモンスターがあそこまで活発化していたのもおかしいと言えばおかしいのだ。そこにも首領の影があるのでは、そうも考えられる。アギトはオルフェノクと表裏一体である。やはり謎が微妙に合わさる。合わさっていないのは魔化魅だけではないかとさえ思える程だった。首領はあらゆる組織を操りながらそれぞれ罠を張り続けていたのだ。ライダー達は今その恐るべき真実を知った。

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