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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十五話 親子の絆
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ながらフリーザへと突撃する。
「ハァァァ!!」悟空はフリーザから20mほどの距離で右手から気弾をフリーザに向けて放った。フリーザはとっさに回避しようと大きく飛び上がる。
だがそれが悟空の狙いであった。気弾を躱そうと空中に飛び上がったフリーザに急接近し、フリーザの頭目掛けて両手を組み思いっきり大降りに振りかざし叩き落した。
そして後ろからくる追尾型気弾を全てフリーザの方向に弾いた。
気弾が地面に着弾しとてつもない轟音とともに半径50mほどの爆発が起こった。
悟空は息を切らしながら爆発地点を見つめていた。
すると急に上空から風を切るような音がし、そちらを振り向くと同時に蹴られた衝撃とともに地面へと急降下していた。
ドガッ!!という物凄い音とともに土煙が上がり、そこにはクレーターができていた。
だが、それだけではなくフリーザは悟空の上に立ち足で悟空の心臓がある場所を踏みつぶし、強く握りしめていた。
「がっ...」これにはたまらず悟空も苦悶の表情で呻いた。
「バカめ...この俺にそんな子供だましが通用すると思っていたのか?」
悟空はその場から一度離れようと気を荒げるが、フルパワーのフリーザに圧倒的な力で押し付けられていた。
「そろそろ興ざめしてしまってな、それにいくら星の爆発で死なないとはいえこれ以上ダメージも食らいたくはない、とっとと宇宙船で避難させてもらうよ。」
フリーザは言葉を発しながら悟空の心臓部分に足で力を入れていた。
「所詮超サイヤ人といえどこの俺の敵ではなかったな。まぁでも久しぶりに楽しかったよ。じゃあね。」
フリーザは人差し指に紫色のエネルギーを溜め完全に悟空の息の根を止めようとした。
悟空も心臓を押さえつけられていて、気も高まらなくなり逆にどんどんと減少してこれ以上抵抗することはできなかった。金色に輝く髪も色を失い元の黒髪、通常状態に戻ってしまった。
悟空ただ一つ、心の中で(すまねぇ...みんな)と死の境目で詫びることしか出来なかった。
そしてフリーザが悟空の心臓へ気を放とうとした瞬間。
ドカッ!! 衝撃でフリーザは溶岩を水切り石のように跳ね吹き飛ばされた。
悟空は朦朧とした意識の中でそいつを見て、急に意識を取り戻した。
「バーダック?おめぇ...なんで...」
「カカロット...気引き締めろ。奴はまだ倒れてねぇ。」
悟空も言いたいことがあったがフリーザを倒すことが先決だと思いフリーザの方へと構えた。
フリーザは数100mほど飛ばされ岩山にぶつかった後瓦礫を払いこちらに接近した。
「貴様...尻尾を巻いて逃げたのでは無かったのか?」
「へっ...てめぇ相手に逃げる必要がどこにある。」
「威勢だけはいいが、超サイヤ人も失い、
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