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ドリトル先生と桜島
第八幕その八

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「最高だね」
「本当にそうだね」
「じゃあ今夜はね」
「このご馳走を楽しみましょう」
「それにお酒もね」
「そうしようね」
 笑顔で言ってでした。
 皆で夕食を楽しみますがそこで、です。
 先生はお刺身のそのお魚を見て言いました。見ればそれは鯛ですが。
「種子島から来たに行くと豊後水道だね」
「あっ、瀬戸内海からね」
「そっちに行くわね」
「瀬戸内海って鯛もいいから」
「その鯛かしら」
「そうかもね、それでね」
 その鯛を食べながら言うのでした。
「美味しいね」
「そうだね」
「この鯛凄く美味しいよ」
「舟に乗せてるけれど」
「とてもね」
「いいね、満足出来るよ」 
 笑顔で言ってでした。
 皆で食べていきます、お酒も楽しんでこの夜はとても満足して寝ることが出来ました。そうしてなのでした。
 朝になると船に乗って本土に戻りますが。
「よかったね」
「うん、凄くね」
「種子島もよかったわ」
「本当にね」
「行きたかったし行ってね」
 それが出来てというのです。
「僕は満足しているよ、そして今日はね」
「うん、この足でだよね」
「鹿屋に行くのよね」
「そうするんだよね」
「そうだよ、あちらに行ってね」
 そうしてというのです。
「今度は自衛隊と海軍のことを学ぶよ」
「そうするね」
「今日は」
「そうするわね」
「あちらは海上自衛隊の基地があって」 
 鹿屋にはというのです。
「そして海軍の特攻隊の資料館もあるからね」
「それでよね」
「先生はあちらにも行きたかったね」
「前から」
「そう言ってたね」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「こちらも楽しみだよ」
「そうだね」
「それじゃあね」
「今日は鹿屋に行きましょう」
「そうしましょう」
「皆でね」
 こうお話してでした。
 船が港に着いたのでそこに降りるとです、動物の皆はかなりご高齢のお爺さんお婆さんがお話している言葉を聞いてです。
 首を傾げました、それで言うのでした。
「あの、何か」
「日本語なのかな」
「あの言葉は」
「鹿児島の言葉?」
「そうなのかな」
「そんな感じはするけれど」
「何か違うんじゃないかな」
 こう言うのでした。
「何を言ってるかわからないよ」
「鹿児島の言葉も訛りが凄くてね」
「わかりにくいけれど」
「あの言葉何?」
「一体何かしら」
「あれが昔の鹿児島の言葉だよ」
 先生は皆に微笑んでお話しました。
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