第二十六話 決断その十二
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「コンピューターが友達なのか」
「おかしいかしら」
「いや、いいんじゃないか」
封真はモニターの中の颯姫に微笑んで応えた。
「それも」
「そう言ってくれるのね」
「ああ、ものにも心がある」
こう言うのだった。
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