第二章
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「アルバイト楽しいしお金貰えるし」
「お母さんちゃんとバイト代払ってくれるしね」
「家族だからって払わないとかなくて」
母はこの辺りはしっかりしているのだ。
「普通の店員として待遇してくれて」
「バイト代もね」
「ちゃんとお店で決めただけ払ってくれるから」
それでというのだ。
「お金も稼げるし」
「しかも読者モデルもね」
「そっちでもお金貰えて」
「いいでしょ」
「目立てる、注目されて」
「さらにね」
それに加えてというのだ。
「お金もだから」
「いいわね」
「どっちも続けたいなら」
「このままのスタイルでいることね」
「その為にはよ」
さらに言うのだった、妹に。
「運動もしてね」
「適度な」
「それでね」
そのうえでというのだ。
「食べものにね」
「それ以上に飲みものもなの」
「そう、こちらもね」
絶対にというのだ。
「必要よ」
「そういうことね」
「そうよ、わかったらね」
「私もなのね」
「まず飲みものにね」
母が言う様にというのだ。
「気を付けてね」
「そうするわ」
姉に強い声で答えた。
「これからはね」
「自分の為だからね」
「太り過ぎに注意するのは」
「そうよ、太るのはね」
「飲みものの方が問題ね」
「そうよ、じゃあこれからもよ」
姉は妹に今も紅茶を飲みながら話した。
「こうしたものを飲んでいきましょう」
「わかったわ」
こうした話をしてだった。
静香は甘い飲みものを避けていった、するとスタイルはそのままで家族で経営しているブティックも読者モデルもしていけた。
そんな中でだ、静香はブティックの服を見つつ愛衣に言った。
「痩せ過ぎてもね」
「そうした服着ても似合わないわよ」
愛衣もそれはと答えた。
「太り過ぎでも駄目で」
「そうよね」
「だからね」
それでというのだ。
「適度ってことよ」
「そういうことね」
「そうよ、お母さんいつも言ってるでしょ」
ここで母も言ってきた。
「甘いものはある程度はいいけれど」
「食べ過ぎないことで」
「特に飲みものはね」
「実は糖分が高いから」
「それでよ」
その為にというのだ。
「あまりね」
「飲まない様にすることね」
「けれどね」
「しっかりと食べて」
「痩せ過ぎない様にすることもね」
このこともというのだ。
「本当にね」
「大事なのね」
「そうよ、だからね」
それでというのだ。
「これからもお口にするものは気を付けていってね」
「そうするわね」
静香は母の言葉にも頷いた、そうして休憩時間に飲みものを楽しんだ。その飲みものは砂糖の入っていないコーヒーだった。
娘達に飲ませるもの 完
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