第五章
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「わかりました」
こうして彼等は一旦ゼクト本部を去りボードの本部に向かうことになった。二つの組織のライダー達が今共闘しようとしていた。
バトルファイトを終わらせ人間に戻った剣崎一真は日常生活に戻ったかというとそうではなかった。先輩である橘朔也と共に再建されたボードに入り新たな敵であるワーム達と戦っていたのである。かつてはジョーカーであった相川始や上城睦月はボードには入っていないがそれでもボードとは協力関係にあり四人で戦い続けていた。今はワーム、そしてネイティブとの戦いも終わり穏やかな日々を送っていた。
最近彼はある喫茶店に入り浸っていた。この日もそうでありそこに通ってからボードの本部にやって来たのである。
「お早うございます」
「ああ」
剣崎はバイクを地下の駐車場に止める時に顔を合わせた橘に挨拶をした。橘もヘルメットを脱ぎながら彼に挨拶を返す。
「コーヒーの匂いがするな」
「モーニング食べてきましたから」
剣崎は既にヘルメットを脱いでいた。笑いながら橘に言った。
「そのせいですね」
「またあの喫茶店か」
「ええ、そうですよ」
そう橘に答える。
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