第百七話 秋がはじまりその一
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第百七話 秋がはじまり
九月に入ってだった、始業式が終わって後は簡単なホームルームの後は自由時間だった。それでだ。
咲はアルバイトまで部室にいることにしたがその部室で顧問の先生に会ってこう言われた。
「お昼ご飯食べてもいいけれど」
「部室で、ですね」
「その後のお掃除はね」
「ちゃんとすることですね」
「そう、そうしたことはね」
食事をしてもといいうのだ。
「皆の部室だから」
「奇麗にしないと駄目ですね」
「そうよ」
実際にというのだ。
「いいわね」
「それじゃあね」
「そしてね」
それでというのだった。
「奇麗な場所でね」
「部活することですね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「じゃあいいわね」
「そうですね、お昼になったら」
咲も応えて言った。
「私もです」
「お昼食べるつもりだったのね」
「はい」
先生に正直に答えた。
「実は」
「食べるなとは言わないけれどね」
「マナーですよね」
「だからね」
そのマナーをというのだ。
「ちゃんとよ」
「守って」
「それでね」
「部活もして」
「楽しんでね」
「わかりました」
咲も頷いた、そしてだった。
他の部員達と一緒に楽しんでだった、昼は弁当を食べたが。
「それじゃああね」
「はい、今からですね」
「皆でお掃除して」
「それで、ですね」
「それからですね」
「またね」
部長はこう言った。
「部活しようね、それでね」
「部活が終わったら」
「それからですね」
「終わる」
「そうすることですね」
「お掃除はね」
それはというと。
「やっぱりね」
「基本ですね」
「部活の」
「そうですね」
「そうだよ」
まさにというのだ。
「だからね」
「はい、それじゃあ」
「そうします」
「私達もです」
「そうします」
咲達も頷いてだった。
掃除をした、それからだった。
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