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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百七十八話 原子力発電所 その8
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第三百七十八話 原子力発電所 その8
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

電力の完全停止によるマスメディアの完全破壊を成し遂げるために、木白崎原子力発電所に立てこもった俺、能沢エーイチロウと鳥羽リョーコの二人。
ジエータイはテロリストの支配下から世界最大の総電気出力を誇る木白崎原子力発電所を取り返すために、催涙弾を使用。
シャッターと地面の間にできたわずかな隙間から、原子力発電所内に侵入した催涙ガスが俺の視界を涙で塞ぐ。
催涙ガスでも、長時間浴びれば死んでしまう。
この状況を打開するために俺は、鳥羽リョーコと共に屋上に避難。
避難先の屋上から催涙弾を放ったジエータイ員どもを射殺した俺たちに待っていたのは、ジエータイの軍用ヘリコプターの奇襲だった。
上空を飛翔するヘリコプターから次々と降下を開始するジエータイ員。
俺と鳥羽リョーコは屋上から、降下途中のジエータイ員を出来る限り狙撃するものの、わずかに降下に成功したジエータイ員の銃撃が俺たちを襲う。
俺は自作爆弾により、ジエータイ員どもの動きを一時的に止め、その隙に散弾銃で動きを止めたジエータイ員どもを射殺。
しかし、今度は上空から銃撃の雨。
ヘリコプターの乗組員達が狙撃してきたのだ。
俺はとっさに走って、鳥羽リョーコの体を盾にする。
俺に盾にされた鳥羽リョーコは死亡。
俺はさらに、鳥羽リョーコの体を盾にした状態で対物ライフルを発射。
鳥羽リョーコの体を突き抜けた銃弾が、ヘリコプターのプロペラ部分に直撃。
飛行状態を維持できなくなったヘリコプターが屋上に向けて落下。
炎に包まれたヘリコプターが屋上に激突。
木白崎原子力発電所の屋上で大爆発が発生。
俺は換気扇の裏に隠れていたため、なんとか無事だった。
しかし、とうとう、原子力発電所で火災が起きてしまった。
このまま、炎が広がれば、木白崎原子力発電所が爆発する可能性がある。
爆発すれば、人類はおしまいだ。
手足に散弾銃の直撃を受け、動けなくなってしまったジエータイ員が俺に向かって叫ぶ。
「おい!紅軍連合のあんちゃんよぉ!ボーッとしてないで、とっとと消防車を呼べ?この原子力発電所が爆発したどうするつもりなんだ?」
「ヘリコプターで先に襲ってきたのは、お前たちのほうだ?俺は生き残るためにヘリコプターを撃墜しただけだ?お、俺は悪くない?」
「責任のなすりつけをしている場合か?この原子力発電所が爆発すれば、俺もお前も、人類すべてが死んじまうかもしれないんだぞ?」
「なら、お前が消防署に通報すればいいだろ?お前たちジエータイ
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