第一章
4.デーモン族の山
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行の代行を制すと、代行はフォルに対し、逆に質問をしてきた。
「私は大神殿で何回もおぬしを見ているが、名を聞いたことはなかったな。なんというのだ?」
「フォルと言います」
「ではフォルよ。それを聞くためにここまで来たのか?」
「はい。気になっていまして」
代行はやや首を傾げた。
「ハーゴン殿やハゼリオ殿のすぐ近くにいたおぬしがそのようなことを聞くのも妙な気がするが……。まあ、お茶くみなら知らぬことも不思議ではないのか……?」
顎を触りながら少し考える素振りを見せると、やがて代行はフォルに宣告した。
「おそらく、人間側とすれば虐殺に値する教団だったのかもしれぬな」
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