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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百七十四話 原子力発電所 その4
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とまってくだざいよ〜ッ?俺は別にリョーコを傷つけているわけじゃない?リョーコの体に寄生した、てめぇの遺伝子が混じった悪しき不浄な生命を殺そうとしているだけだぜぇ?」
「確かに、俺とリョーコは順番を間違えた?でも、リョーコの体に宿った、俺とリョーコの子供には何の罪もないはずだ?お前のやっていることは、人殺しと同じだ?」
「じゃあ、チューゼツやリューザンしちまった女どもはみんな、人殺しなのか?それじゃあ、なぜ、ケーサツはそーゆう女を捕まえない?なぜ裁かない?そうさ?この国じゃあ、チューゼツやリューザンで死んだ生命は、この国の死亡者に含まれないんだ?つまり俺のしていることは人殺しじゃない、まだこの世に誕生する前の命なら、何人殺しても俺は法律で裁かれない?死刑にもならない?よって俺の行いは正義だ?俺はお前とリョーコが作り出した悪しき不浄な命を、正義の行いによって処刑しているだけだ?」
「お、お前は狂っているよ?ジュン?」
「人の女寝取って孕ませた男がよく言うぜ?狂ってんのはてめぇのほうだ?広末シューサク?リューザン♪リューザン♪リューザンザン♪ザンザンリューザン♪リューザンザン♪イェァッ?」
労速ジュンが鳥羽リョーコの腹部への暴行を再開する。
そしてついに、鳥羽リョーコの着用しているズボンが血に染まる。
木白崎原子力発電所の制御室の床を汚す、鳥羽リョーコの血液。
それは、鳥羽リョーコがリューザンした証だった。
リューザンチャレンジ『鳥羽リョーコ浄化計画』に成功した労速ジュンが歓喜の声を上げる。
「リューザン?リューザリューザリューザン?リュ―――ザ――ンッ?リューザン♪リューザン♪リューザンザン♪ザンザンリューザン♪リューザンザン♪イェァッ?リューザン♪リューザン♪リューザンザン♪ザンザンリューザン♪リューザンザン♪イェァッ?」
新たな生命が失われた事実に、鳥羽リョーコは両手で顔を覆って号泣し、広末シューサクは目から涙、鼻から大量の鼻水を流している。
労速ジュンが、号泣している広末シューサクに顔を近づけて、勝ち誇ったように大声で告げる。
「よっしゃああああああああああああああああああああッ?速報ですッ?リューザンチャレンジ成功?リューザンチャレンジ成功?この勝負!俺の完全勝利だァァァァッ?あとでみんなと合流したら、みんなの前で『自己反省』させてやるからなァッ?覚悟しとけよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ?」
労速ジュン渾身の煽りを受けた広末シューサクが労速ジュンの口の中に銃口をぶち込む。
まずい、このままだと広末シューサクに、労速ジュンが殺されてしまう。
さらに、鳥羽リョーコは広末シューサクを止めない。
俺はついに、広末シューサクと労速ジュンに警告する。
「おい、二人ともそこまでにしておけ?これ以上は『自己反省』じゃすまないぞ?」

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