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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百七十三話 原子力発電所 その3
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第三百七十三話 原子力発電所 その3
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

紅軍連合に所属する俺、能沢エーイチロウと、広末シューサク、鳥羽リョーコ、労速ジュンの4人は木白崎原子力発電所に自作爆弾を大量に積んだトラックを侵入させ、木白崎原子力発電所の占拠に成功する。
そう、自作爆弾を積んだトラックが原子力発電所に存在するということは、もしもの場合、原子力発電所爆発によるホーシャノー漏れの可能性が高いということだ。
原子力発電所爆発による、ホーシャノー汚染を恐れた職員のほとんどが、原子力発電所から逃げ出し、俺は原子力発電所のロビーに突っ込んだ自作爆弾を積んだトラックに集まっていたケーサツ官と爆弾処理班を殺害した。
ケーサツのやつらは、トラックに積まれた自作爆弾を無力化することで、原子力発電所爆発によるホーシャノー漏れの阻止と、原子力発電所を占拠している俺たちを排除しようとしたのだ。
しかし、俺の銃撃により爆破処理班は全滅、俺は銃撃から生き残ったケーサツ官との激しい舌戦と銃撃戦に完全勝利した。
俺は木白崎原子力発電所の制御室の制圧を任した、広末シューサク、鳥羽リョーコ、労速ジュンの3人に合流するために、制御室に向かう。
制御室では広末シューサク、鳥羽リョーコ、労速ジュンの3人が椅子に座って、制御室のモニターと向かい合っていた。
俺はこの先の事態を見通して、3人に告げる。
「みんな、さっきロビーに爆弾処理班が来た。制御室のほうで、ロビーなどの入口のシャッターの閉鎖は可能か?」
俺の問いに、広末シューサクが答える。
「可能だ、こちらは完全に木白崎原子力発電所のシステムの掌握に成功した、後は、ここの原子力発電を停止するだけだ」
鳥羽リョーコが、他の8基の原子力発電所を襲撃した班の心配を口にする。
「私たちが原子力発電所を1基、停止させただけでは、国内の電力を完全に掌握したことにはならない...!みんなは大丈夫かしら...?」
不安を口する鳥羽リョーコを労速ジュンがなぐさめる。
「大丈夫さ、もしもの時は原子力発電所の中でトラックに積んだ爆弾を爆発させて、この国ごと道づれにしてやるさ?」
労速ジュンの発言に鳥羽リョーコが反論する。
「それじゃあ、私たちはただのテロリストと同じよ!私たちの目的は国内の原子力発電所を全て停止させて、国民に誤った情報と価値観を植えつけるマスメディアの完全破壊よ?私は今のジュンの発言について、ジュンに『自己反省』を求めます」
リョーコの発言に、ジュンが反論する。
「なんだよ、その言い方?原子力発電所の爆発は冗談に決
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