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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百七十一話 原子力発電所 その1
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されれば、君たちもタダではすまない、君たちの目的はいったいなんだ?」
「俺たち紅軍連合の目的は、この原子力発電所の占拠だ?」
「紅軍連合...紅軍...そうか、あの、前ソーリダイジンの義死田を爆殺した反政府組織の...でも、こんなことをして、いったい何に意味がある?ホーシャノウに恨みでもあるのか?君たちの本当の目的はここの爆破じゃない、君たちにそんな度胸はない?」
「うるせぇ!」
俺はナイフで、木白崎原子力発電所の責任者の男の右目を突き刺す。
俺は責任者の男に問いかける。
「お前、家族は?」
「?おおおお...痛い...!妻と娘が1人だ...」
「確かに俺たちは、この原子力発電所を爆破するつもりはない、でも、仮にお前が、生き残ったとしても、俺が今度はお前の左目を潰せば、お前はもう二度と、その目で大事な家族を見ることができねぇ、そして、視力を失ったお前を雇ってくれる会社なんでどこにもねぇ!働けなくなった、おめぇはおめぇの嫁と娘にとって何の価値もない、役立たずゥッ?そうだァッ!おめぇの妻や娘にとって、おめぇの存在は所詮、ATMと同じだァ?おめぇの妻は仮におめぇが視力を失っても、口と股使ってまた次の男、つまりATMと結婚すりゃあいいッ?てめぇの代わりなんてどこにでもいるんだよ?家族と人間社会のお荷物になるのが嫌なら、ここからとっとと立ち去れ?」
「ぼ、僕はここから逃げない...僕はお前たちテロリストの社会不適合者とは違う、僕はちゃんとした社会人だ、僕は自分の責任を放棄しない、なぜなら僕は社会人だからだ?」
俺はナイフで、責任者の男の左目を突き刺す。
「?おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ?」
「これでおめぇはもう、社会人じゃねぇッ?視力を失ったおめぇはこれで、この会社からも、社会からも、家族からも、もう二度と必要とされることはないだろう、いいか?社会人ってのはなァ、社会に貢献して金を稼ぐことができる人間のことだ、視力もねぇおめぇがこの先いったい、どうやって社会貢献するんだよ?つまりだァ?この人間社会じゃ、金が稼げない人間は死んで当然なんだよ?俺たち紅軍連合はそんなクソみてぇな世の中を変えるために戦ってるんだ?金なんかで人の命の価値が決まっちまうようなクソったれな世の中を浄化するために戦ってるんだ?俺たちの革命活動は、おめぇみたいなマイノリティーの幸福と自由を勝ち取るための聖戦なんだ?」
俺たち4人は、視力を失った自称社会人の責任者をロビーに残して、制御室を目指す。
遠くから、パトカーのサイレンの音が聞こえてくる。
次回予告 原子力発電所 その2
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
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