18話 Hate【愛】とLogic【非情】
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自由を至高とする御方…進言しても相手にはしてもらえないでしょう。」
『?????ふーん。』
琥珀色に変わったAqours様はジト目で、2人の赤と青の天使を睨むAqours様。
『私に逆らうんだ……ねぇ、2人とも。そんなに私に食べられたいんですか…?』
「「それは勘弁してください。」」
気味の悪い笑顔と共に舌なめずりするAqours様????前にも言ったが、彼女の「食べる」とは隠喩でも何でもない。
そのままの意??彼女は大蛇のように呑み込み、腹の中で無限の安心感と快楽のままにその存在を溶かしてゆく……
その怖さは側に侍る者たちにしか理解し得ないだろう。
『嫌なら私のお願い聞きなさいよ???代わりに……一回だけ???』
「「……!!」」
Aqours様が代わりに提示した条件……アトエルとディエルはすぐさまその場に跪き、その話に乗るという意を示す。
『約束は絶対よ?もしあのサイコパス男みたいに、私を裏切ったら???わかってるわね?』
「「はっ!!」」
『いい返事?』
〜〜〜〜〜
「まさかこんな日が来るとは……あぁ、あの頃を思い出す。」
飛翔する赤と青の翼たち。
ディエルの呟きに、赤翼のアトエルは気怠そうなジト目で彼に話しかける。
「だけど…いいのか…?ハイパーロード/Aqours様の約束、果たせるとは思えん???」
「それはそうだな……全く、人間に転生しても神になってもめんどくさいカップルだ。」
「おいやめろ。Aqours様に知られたら今度こそ本気で殺されるぞ。」
「その時はハイパーロード/ムテキ……いや、『伊口才』に任せよう。」
「あの御方の気まぐれ【Logic】が、そっちに向いてくれればいいが。」
赤き天使 アトエル……我々の知る名では??仮面ライダークウガ スーパーライジングアルティメットフォーム。
青き天使 ディエル……その名は??仮面ライダーシンスペクター。
空間の天使と魂の天使???宇宙の空間を管理し、彷徨える魂を断罪する。
最高神たるハイパーロードの最側近。
2人は???異形の姿【仮面ライダー】へと変身する。天高く登った彼らはエネルギーを貯め始める……
「原初、その全てが空虚に始まる。梵たる法則は究極にして不変の法。」
キューブ状の何かを創造するアトエル。その詩唱にディエルは続く。
「母なる法こそ世界の原理、人の魂もまたこれに還る……それゆえに魂は不滅なり!!」
鎌の形をした武器が青いエネルギーをチャージしてゆく……そして。
「「合技 梵我一如!!」」
合技と称したその技は、アトエルの放った巨大なキューブに青いピ
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