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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十四話 ついに覚醒、伝説の戦士孫悟空!!
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のチリとかす。」
フリーザはあざ笑うかのように悟空を煽るが悟空は冷静に告げた。
だが悟空は慌てる様子もなくフリーザに告げる。
「10分もありゃ十分だ。貴様を倒し仲間とともにこの星を脱出する。」
「そうか...だが、一匹残らず逃がしては帰さんぞ!!」
フリーザの目線の先には力を使い果たし突っ伏せているワサビとバーダックの姿があった。
フリーザは止めを刺そうと指先に気をためた。悟空はそれを見て焦り庇おうと動くがその光線が放たれることはなかった。
「?...あれは...ドラゴンボール?」
フリーザが目にしたのは金色の光を発する巨大な筋骨隆々の緑竜だった。
フリーザは見るや否やその場所に向けてすぐさま空を飛び移動した。
悟空もそれを追いかけるように空を飛ぶが、そこに一つの声が聞こえた。
その声の主は界王だった。
(おい...悟空。聞こえるか?今地球のドラゴンボールでフリーザに殺されたものたちを生き返らせ、ナメック星のドラゴンボールでお前たち全員を地球に送ろうとしている。)
「界王様...その願い変えてくれ!!フリーザとこのオレを除いた全てを...に。」
(悟空...気持ちはわかるが..ここはひとまず...)
「今ここで決着を着けなければ、オレは一生あんたを恨む!!」
そこにもう一つ声が加わった。
(界王様..悟空...その中に俺とバーダックも入れてくれ...)
(なんじゃ?聞いておったのか?それにお前さんまで...)
「ワサビ...すまねぇが今のお前たちじゃ足手まといにしかならねぇ。地球に先に帰っててくれ。」
悟空はワサビにそう聞かせた。
その言葉はワサビにとってとても辛いものだったが、それでも食い下がらずもう一度頼む。
(頼む...俺たちも除いてくれ...足手まといにはならねぇ。)
「......オラも無理言ってるたちだ、界王様が決めてくれ。」
(わかった...もう何も言わん。お前らがそう望むのなら...必ず生きて帰るんだぞ。)
「ああ、それにしても随分知恵を絞ったな。界王様。」
悟空は今の会話で多少冷静さを取り戻したようで、迷いなくフリーザの後を追った。
だが遅かった。
ナメック星人のガキが何やら言っているのを遮ってフリーザが願いを口にした。
「このオレを不老不死にしろーーーーっ!!!!!!」
「しっ、しまったーーっ!!」
流石の超サイヤ人でも相手が不老不死であれば敗北することは確実だ。
それが今最悪の敵に渡ったことを悟空は強く後悔した。
そんななかでも慌てずにナメック星人の子供は独自の言語を言った。
「ポッポルンガ、フリーザ、ピポット、ソンゴクウ、ワサビ、バーダック、プピリット、ロンロンパ、パピッポ、パロ!
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