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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十四話 ついに覚醒、伝説の戦士孫悟空!!
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響が大きく出ており、一発の威力は大きく増し、さらにフリーザには残像までも見えていた。
悟空は右にフリーザを蹴り飛ばし、フリーザを上回る速度でフリーザの前に出て、回し蹴りでフリーザを薙ぎ払う。再びフリーザの前に立ち、フリーザの背中に渾身のアッパーを入れた。フリーザは痰を吐き、海老ぞりのような形になった。
悟空は残像とともにフリーザの上空に立ち、両手を組み合わせ、フリーザの突き出た腹にナックルハンマーを叩き込む。
ドゴン!!といった鈍い音とともにフリーザは地に叩きつけられた。
悟空は見下すようにフリーザを睨みつけ震えるように言った。
「罪のないものを次から次に殺しやがって...!ク..クリリンまで...!」
フリーザは息を荒くしながら答えた。
「偉そうなことを言いやがって...貴様らサイヤ人は罪のないものを殺さなかったとでも言うのか?」
悟空は無表情に、されど何かを思いながら答える。
「だから滅んだ...」
その淡々とした表情の中には、悲しみと哀れむ感情が見えていた。
「オレが滅ぼしたんだ。サイヤ人は何となく気に入らないんでね...」
フリーザは悪びれもなく言ってのける。その彼のした行動がこの先の未来を変えることも知らず。
「今度はオレがお前を滅ぼす。」
悟空は決意を表した。
再び戦闘が始まった。
今度はフリーザも超サイヤ人の力を身に染みて感じたようで80%の力を出し悟空に対抗する。
フリーザと悟空は空中で何度も猛攻を繰り広げる。
拳や蹴りを交える衝撃から、空中から気の爆発があたりで巻き起こる。
その風圧により、ナメック星全体が大きく、ずっしりと震えていた。
フリーザは悟空の猛攻の中でもしっかりと攻撃を見切り、躱し、受け止め、さらにカウンターを狙っていた。
フリーザは悟空の右側にずっと避けていた。悟空にはそれが不思議に感じたが、そんなことを考える暇もなく、フリーザに強打を続けていた。
不意に、いつもの癖で左腕を使った。いつもならこれは全く持って問題にならない。
だが、今の悟空では違った。
悟空は左腕をフリーザに突き出すが、急な痛みに顔をしかめた。
そのせいで腕にあまり力が入らず、フリーザに隙を見せた。
フリーザはそのチャンスを虎視眈々と狙っており、ニヤァ...と笑みを浮かべ、悟空の左腕の付け根を殴る。悟空は痛みに悶えるが、追撃は逃れようと、迫りくる攻撃を躱し、何とか距離を保った。
フリーザは余裕そうに悟空に声をかける。
「どうだい?サイヤ人。左腕の傷はもう治ったのかい?」
悟空はつい、自分が受けた傷のことを忘れてしまっていた。
それは超サイヤ人になったことによる高揚感からか、はたまた命を懸けた戦いにアドレナリンを脳が大量に放出していて気付かなかったのか
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