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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十四話 ついに覚醒、伝説の戦士孫悟空!!
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急にでかくなったことでかすかに目を開けた。
「お前ら...早くこの場から離れろ?オレの理性がちょっとでも残っているうちに?」
彼が超サイヤ人になったことで俺達には50倍という大きな壁ができた。その差はとても大きく、俺たちが共に戦おうとしても足手まといになるのは明確だ。
ピッコロは悟飯を抱きかかえ、俺は悟空とは反対方向に踵を返した。
バーダックは悔しそうで、嬉しそうな顔をしながら、悟空に背を向けて呟いた。
「死ぬなよ....バカ息子....」
その言葉が聞こえたのか、聞こえていないのかは定かではないが、悟空はより気を高める。
(貴様もか....まったく親子そろって...?)
フリーザはその場から立ち去ろうとしているワサビたちを眼中にとらえ、せめてでもあのサイヤ人とそのガキだけでも殺そうと、空を文字通り裂きそこから鋭利な気の斬撃を放つ。
(しまった?)
フリーザに完全に背を向けていたので反応するのに遅れてしまった。
なんならその気の斬撃には高密度のエネルギーが入っており、フルパワーでも押し返せないような気であった。
俺たちが動揺していると、シュン...という音とともに目の前に、一人。悟空がかばうようにして立っていた。
悟空は気の斬撃を掴みフリーザに向けて投げ返す。
超サイヤ人になり、気性が荒くなってもそこだけは、変わらぬ孫悟空だった。
弱いものを助け、類稀な戦闘スキルをもち、そして....仲間を傷つける奴は絶対に許さない。
「悟飯やクリリンだけでなく....こいつらまで...」
悟空の怒りがよりでかくなる。
「ピッコロ、バーダック?急ぐぞ?」
俺たちは気を上げ、空を飛びその場を離れた。
悟空の金色の気は空を突き破りそうなほど高まった。
「オレは怒ったぞ!!!!フリーザーーーーーーーッ!!!!」
悟空は地をけりフリーザに向かって超スピードで迫る。
「調子にのるな...サイヤ人!!!!」
フリーザが迎え撃つように悟空の前に飛び出す。
両者は手を掴み合い、全力で敵を押し返そうとした。
お互いの気は高まり、溢れ出る気が漏れ、大爆発を引き起こした。
両者はその場からバックステップで距離を取り、お互いを睨む。
ラストバトル。超サイヤ人VS悪の帝王の決戦が幕を開けた。
悟空は今までの比にならないぐらいのスピードでフリーザに近づき勢いを乗せた右手でフリーザを殴り飛ばす。そのままフリーザの飛ばされる位置を予測し、悟空は体制を変え、頭を空中で下げ、両足を揃えタイミングよくフリーザを蹴り飛ばした。
まだ追撃は終わらない。悟空は一瞬でフリーザの上空を取り、蹴りで飛ばされてきたフリーザを膝蹴りで勢いを止め、ラッシュを浴びせる。
そのラッシュの中にも超サイヤ人になった影
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