第二十五話 天使達の光その一
[8]前話 [2]次話
第二十五話 天使達の光
次の神霊達のことを芥川から言われてだ、綾乃はこう言った。
「天使さん達かいな」
「ああ、次の神霊さん達はな」
芥川はそうだと答えた。
「そうなるで」
「そやねんな」
「天使はや」
芥川は彼等のことを話した。
「光を使うな」
「光属性で」
「そやからな」
それでというのだ。
「光には闇や」
「その属性で戦うことやね」
「そうしたらな」
「有利に戦える」
「それにや」
芥川はさらに言った。
「空も飛ぶ」
「翼があるさかい」
「このこともな」
「天使さん達の特徴やね」
「そうしたことを頭に入れて」
そうしてというのだ。
「戦っていこな」
「ほなね」
「天使も強い」
芥川は彼等のステータスを神霊達のことを書いた書を読みつつ話した、塔の地図にそうした書も持っているのだ。
「そやけどな」
「弱点もあるね」
「そして特徴もな」
「空を飛ぶとなると」
「そのことを絶対にや」
「使ってくるね」
「そや、相手がそうしてくるとわかってれば」
それならというのだ。
「それを逆にや」
「衝くことやね」
「そうしてな」
そのうえでというのだ。
「戦ってくことや」
「空を飛ぶ光属性の相手とどう戦うか」
「今度はな」
「闇を使って」
「そして宙にな」
天使達がいるそこにもとだ、芥川は笑って話した。
「仕掛けよか」
「何か策があるな」
施は芥川の笑みを見て彼に尋ねた。
「そうなんやな」
「ああ、宙を飛べると確かに有利やが」
「それは衝けるな」
「ああ、その策をな」
「天使さん達との戦でやな」
「披露するわ」
こう言うのだった。
「まあご期待あれや」
「期待してもらって結構か」
「そや」
施に笑って返した。
「要するにな」
「ほなそうさせてもらうで」
「ああ、ほんま無敵の存在はな」
そうしたものはとだ、芥川は言った。
「この世におらん」
「種族の天使でもそやな」
トウェインは人の彼等の話をした。
「無敵か」
「そうやないな」
「光には強いが」
「闇には弱いな」
「それで夜にもな」
この時間帯にもというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ