第八十四話 映画を観てその十四
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「確かに軽いな」
「そうでしょ、じゃあね」
「ああ、あれ食ってな」
「帰りましょう」
「そうしような」
越智も頷いた、そうしてだった。
二人でまたスナックコーナーに行きそこで一緒にソフトクリームを食べた、越智は団地に帰ると富美子を彼女の部屋まで送った、そして別れる時に微笑んでこう言った。
「またな」
「ええ、またデートしましょう」
富美子も笑顔で応えた。
「機会があれば」
「機会は作るものじゃないか」
「そうね、じゃあ機会を作ってね」
「またな」
「またね」
二人で言い合った、そのうえで別れ越智は自分の部屋に帰ったのだった。
第八十四話 完
2023・5・1
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