敢闘編
第六十八話 前線指揮
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注ぎながら、アッテンボローが天を仰ぐ。天井しか見えない筈だが、こういう時は皆上を見たくなるものらしい。
「では、一旦解散とする。一九〇〇時には作戦室に集合だ。別れ」
皆、自室に向かって食堂を出て行く。残ったのは俺、ローザス少尉、マイク、オットーだった。少尉が残るのは当然としても、オットーとマイクは何故戻らないんだろう…と思っていたら、マイクが突然笑い出した。
「お前と居ると退屈しないな、なあオットー」
「ああ。まさかいきなり宇宙艦隊司令部勤務になるとはね。しかも長官代理が居ないからやりたい放題ときたもんだ」
劇中でヤンさんが頭を掻いて場を取り繕う理由がよく分かる。方針が決まっているとはいえ、俺が前線の指揮を執る事になるとは…。
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