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た。だけど、その後唐突に琴葉さんが「行きたいところがある」と言い出して…
「あ、フィルくんそういえば舌痛くない?気絶させた時、偶然舌噛んじゃってなかった?」
「痛いよ…」
フィルウさんに関しては、急に首元に手刀を当てて気絶させて、半ば強制的にここまで運ばれ。私は琴葉さんが「よーっし捨てにいくぞー!」と言うものだから、心配になってついてきてしまった。
本当に用なんてない。私とフィルウさんは、琴葉さんの気まぐれに巻き込まれて、今ここにいる。
「そう…あなたたち、ごめんなさいね。この阿呆は後でキツく叱ることにするわ」
「いえ!気にしないでください。美味しいお茶もいただけて、こんな素敵な景色が見れたんですから。来てよかったです」
「そうだね。まあ、だからといって…琴葉、お前調子乗るなよ」
「え?」
…話がいい方向に進んでいて自分は許される、と思ったのか、琴葉さんは座布団を積み上げて遊んでいた。
この後、フィルウさんと杏香さんによるお説教が始まったので、私は先にお暇させてもらった。
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