暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と桜島
第六幕その十

[8]前話 [2]次話
「運命のまま今に至るのかな」
「そうかもね、そして桜島は西郷さんだけでなくね」
 先生は皆にお話しました。
「鹿児島の人全てをね」
「護ってるんだ」
「そうしているんだ」
「鹿児島県や西郷さんだけでなく」
「そう思うよ」 
 先生としてはです。
「今の僕はね」
「霊的なものだね」
「このお話って」
「運命的で」
「宗教だよね」
「そちらのお話になるね」
「うん、宗教を否定すると」
 ひいては神の存在をというのです。
「どうしてもね」
「説明出来ないことってあるよね」
「世の中って」
「科学とかだけだとね」
「どうしてもね」
「そうだね、理屈だけではね」
 科学等を出してそれはというのです。
「とてもね」
「説明出来ないよね」
「西郷さんの人生も」
「とても」
「神様も仏様も否定して」
 そうした人のこともお話するのでした。
「自分の力、能力だけで生きるという人がいても」
「何かそうした人こそだよね」
「失敗するよね」
「えてしてそうしたものよね」
「日本でそうした人の中で僕が見た人は」
 そうした人はといいますと。
「以前お話したけれど日本の皇室や自衛隊は否定して」
「ああ、北朝鮮の世襲の体制は認めているんだったね」
「共産主義なのに世襲だっていうのに」
「そうした人だよね」
「もうね」
「もうこの時点で間違えてるしね」
 そうなっているというのです。
「その後の人生もね」
「失敗するよね」
「間違いなく」
「その考え自体が失敗しているから」
「そこからどうしても」
「僕はこの人を見てあらためて確信したよ」 
 そうなったというのです。
「人間はね」
「うん、神も忘れてはいけないね」
「その存在を感じる」
「そのことも大事だね」
「自分の力だけで生きられないね」
「まして今お話した人が自分の力だけで生きられるか」
 先生は皆に問う様に言いました。
「わかるね」
「普通の人に言ったら馬鹿だろでね」
「それで終わる人だからね」
「自分の力だけで生きられないよ」
「絶対に」
「僕もそう思うよ」 
 先生もというのです。
「間違いなくね」
「考えをあらためないとね」
「さもないととんでもない馬鹿な人生歩むね」
「大抵の人から駄目出しされる」
「そんな人生になるね」
「沖縄に行った時基地の前で不法にいつもいる人達がいたけれど」
 先生は沖縄で見たその人達のことを思い出しました。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ