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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百六十八話 裏切りと脱走 その2
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大切な人を失ったことで錯乱状態になったタクヤは残弾数も確認せずに、俺に向かってひたすら銃弾を放ってくる。
俺が、その銃弾を回避することで、タクヤの銃弾はますます消費されていく。
ついに、タクヤの銃弾が尽きた。
俺は全力疾走で、タクヤに襲いかかる。
そして走る途中で俺は見てしまった。
宮沢タクヤに暴行され、土の上で横たわる姫先ユイナの衣服の乱れ、死んだような目を。
その光景が、病床に伏せる、今は亡き大切な人の姿を思い出させる。
その光景が、当時の俺が、その大切な人のために何もできなかったことを思い出させる。
何もできない自分自身と、ユイナを汚した宮沢タクヤに対しする怒りが俺の全身を支配する。
「?ああああああああああああああああああああああああああああッ?」
俺の投げた2本のナイフが、宮沢タクヤの両目に直撃。
視力を失ったタクヤが仰向けに倒れる。
俺はタクヤの上にまたがって、タクヤの首を思いっきり絞める。
そう、タクヤがゴーカン被害者の女性達にしたように、俺はタクヤの首を思いっきり絞める。
首を絞められたタクヤの口から、声にならない声が上がる。
「こひゅうううううううううううううううううううううううううッ?」
まるで絶頂を迎えたように、タクヤの体が何度も痙攣する。
痙攣が止む、タクヤが死ぬ。
俺は死んだような目のまま放心状態になっているユイナを背中に背負い、AZUMA山荘に向かう。
AZUMA山荘に向かう途中、俺はユイナを守れなかった己の無力感に打ちひしがれて泣いていた。
俺は気付く、近隣住民に怪しまれないように、タクヤとルリコの死体を土に埋めなければならないことに。
土の上に放置された死体の腐敗臭で近隣住民に気付かれ、ケーサツに俺たちの居場所がバレてしまう可能性もある。
その途中で、俺はAZUMA山荘で合流予定の登山中の紅軍と遭遇する。
紅軍のリーダーである信重フサカが、俺に告げる。
「さっきの内乱はちゃんと見せてもらった、後でちゃんと事情を説明してもらう、あの二人の死体の処理はこっちでするから、アンタはその女を背負って、とっととAZUMA山荘に向かいなさい」
「あ、ありがとうございます...」
俺はユイナを背負って山を昇り続ける。
次回予告 紅軍連合、始動。その1
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
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