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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百六十一話 山の生活 その2
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第三百六十一話 山の生活 その2
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『カラーレス』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

全国から指名手配された反政府組織カラーレスとカミカゼの連合軍は、クマが出没するので有名な、アズマ山に避難した。
地元でも、危険地帯として、有名なアズマ山でも、社会に居場所がなくなってしまった、俺たちにとっては、都合のいい山なのだ。
足場の悪い山道を昇り続けること、約1時間。
俺たちは、アズマ山の平地にたどり着く。
ようやく新拠点を設立できそうな場所を見つけて、安堵するカラーレスのメンバー達。
それとは逆に、カミカゼのメンバー達は、先程のユイナによる不適切発言者の粛正を見て、カラーレスに不信感を抱いていた。
カラーレスのリーダー、倉都テツオが皆に告げる。
「では、これからこの平地に、我々、連合軍の新たな拠点の設立を開始する。材料はトタン屋根と、山林内の木を使う。林業経験のある者は挙手してほしい」
カラーレスのメンバーから1人、カミカゼのメンバーから二人、が挙手する。
「では、君たちにはこれから、俺と共に、森林の伐採に協力してもらう、他のメンバー達は、道の途中に止めたワゴンに乗って、ホームセンターでトタン屋根を購入する班と、日用品を購入する班、現地で食料を調達する班に別れて行動を開始してくれ、俺たちは指名手配犯だ、くれぐれも身なりには注意すること、あと、クマに注意しろよ、わかるか?」
森林伐採班、拠点材料購入班、日用雑貨購入班、食料調達班に別れた俺たちは、それぞれの行動を開始する。
ちなみに俺は、食料調達班だ。
食料調達班は、カミカゼのメンバーで、サバイバル生活経験者の宮沢タクヤの主導で行うことになった。
俺達、食料調達班は宮沢タクヤの指導の下で、森林地帯で、食用の植物を採取する。
美男子である宮沢タクヤはニコニコしながら、みんなにアドバイスをしている。
美男子であるタクヤは、カラーレス、カミカゼの女性陣に人気だった。
そのため、嫉妬する男性陣もいるが、今のところ、作業もトラブルなしに進んでいいる。
俺は食用の植物を採取しながら、宮沢タクヤに聞いてみる。
「宮沢タクヤ君、君は、これだけの知識がありながら、どうして、今まで、都内で暮らしていたんだい?」
「僕がカミカゼでデモ活動に参加していたのは、単純に、環境保護のためなんだ、今の新日本は、利益優先で環境汚染していることに自覚はあれど、環境汚染をやめない、そんな世の中を変えたくて、僕はカミカゼに参加したんだ、まぁ、まさかこんなことになるとは思わなかったけどね」
「なんか、すまんな、カラーレスと同盟を組んで
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